市税収入6億4100万円減
沼津市 本年度上半期 財政事情を公表
沼津市がまとめた本年度上半期(2012年4~9月)の財政事情によると、一般会計歳入の予算額744億3800万円に対する収入額は326億4200万円だった。収入率は43・9%で、前年同期より0・5ポイント下落した。
歳入の柱となる市税は、予算額351億円に対し収入額は191億8300万円(収入率54・7%)。固定資産税の評価替えなどの影響で、前年同期より6億4100万円減少した。個人市民税の収入額は52億900万円(同43・9%)で、前年同期を1億9900万円下回った。
歳出全体の支出額は304億8600万円で、昨年9月末時点の執行率は41%。生活保護費などが含まれる民生費が108億6100万円(執行率47・9%)と約3割を占めた。市税と支出額を市民1人当たりに換算すると、9万2109円を納めて14万6921円を支出したことになる。
財政調整基金の現在高は、前年同期より12億5千万円少ない10億2100万円。市財政課によると、地方財源の不足を補う臨時財政対策債の交付額が減った分を同基金で補てんしたのが主な要因という。市債の現在高は690億6800万円。構成比は土木36%、臨時財政対策29・4%、教育12・8%などの順になっている。
《静新平成25年1月12日(土)朝刊》
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