2023年8月31日木曜日
2023年8月30日水曜日
2023年8月29日火曜日
2023年8月28日月曜日
2023年8月27日日曜日
2023年8月26日土曜日
田辺朔郎の北海道浪漫鐵道:田村喜子著
今日、市立図書館でリサイクル資料コーナーあった。ラッキー。
田辺朔郎の琵琶湖疎水事業の次の一大事業で、北海道鐵道敷設事業の物語です。
京都インクライン物語(琵琶湖疎水)田村喜子著と北海道浪漫鐵道:田村喜子著が読めた。
感激。(実際は読むのはこれから)皆様に知らせたくてアップ。
2023年8月25日金曜日
2023年8月24日木曜日
松田啓資氏から頂いた 紫蘇ジュース 早速飲む!
左党には、焼酎の紫蘇ジュース割りがいけるかな。
赤紫蘇ジュースの様々な効能
【アレルギー予防】
花粉症やアトピー、ぜんそくなどアレルギー性疾患は、白血球中のTNF(腫瘍壊死因子)が増加することが原因の1つとされています。紫蘇油に含まれる α-リノレン酸にはこのTNFの増加を抑制する作用があり、毎日続けて飲用することでアレルギー体質の改善に役立ちます。 また、紫蘇に含まれるルテオリンという成分がヒスタミンの発生を抑制し、アレルギー症状を緩和すると言われております。
【血液サラサラ効果】
紫蘇は、血液の凝固を抑える働きがある抗凝固野菜の代表の1つといわれており、肉や油の多い食事を摂る方にはお勧めです!
【腸整・食欲効果】
胃がもたれて食欲がない、という方には漢方で紫蘇を処方することがあります。紫蘇の強力な防腐と解毒作用、胃液の分泌と消化吸収を助ける作用、さらに胃腸の蠕動(ぜんどう)運動をサポート作用が腸整作用に有効に働きます!
【疲労回復効果】
ストレス等にて疲れて元気が出ない、という方に 現代人は紫蘇の効果が徐々に体内のバランス整え、元気を回復してくれます!
【風邪予防効果】
紫蘇の持つ発汗作用、去痰作用、解熱作用などが体をサポートしてくれます。夏風邪を引きやすい旦那様にも是非飲んでもらいます!
沼津市の文化財センター 学芸員らが不適切行為 08月23日 10時34分
沼津市の文化財センター 学芸員らが不適切行為
沼津市の文化財センターの学芸員らが、埋蔵文化財の発掘調査を委託した業者にデジタルカメラやプリンターなどを購入させる不適切な行為を繰り返していたことがわかり、教育委員会は謝罪するとともに今後、詳しく調査を行うことにしています。
これは22日、沼津市教育委員会が会見を開いて明らかにしました。
それによりますと、市の文化財センターの学芸員らは2019年から去年にかけて埋蔵文化財の発掘業務を委託した業者に、デジタルカメラ3台とプリンターとトナー1式、金額にして76万円相当を繰り返し購入させたということです。
8月14日に市民からの相談を受けて教育委員会が聞き取り調査を行った結果、センターに所属する6人の学芸員全員が不適切な行為を把握していたということです。
カメラやプリンターなどはセンターでの業務に使用していて、私的には利用していないということです。
これまでの調査では学芸員らと業者の間にどのような関係があったかや、誰からの指示で購入させたのかなどはわかっていないということで、教育委員会は今後、さらに詳しく調査を進め、必要な処分を行うことにしています。
沼津市教育委員会の奥村篤教育長は、「市民の皆様の信頼を著しく失うもので、深くおわび申し上げます。早急に詳細な事実を確認し、厳正に対応して参ります」と謝罪しました。(NHKweb)
2023年8月23日水曜日
2023年8月22日火曜日
2023年8月21日月曜日
市教委 沼津の一、二中校区統合 組織設置議論再始動
市教委 沼津の一、二中校区統合
組織設置議論再始動
沼津市教委は20日、2021年に白紙になった第一中、第二中校区の統合について、第二中校区で10月以降、新たに学識経験者や地域住民、保護者らで「学校の未来を考える会」を組織し、今後の方向性を議論する方針を示した。白紙から2年を経てようやく議論が再スタートする。
方針は同日第二地区センターで開かれた住民説明会で明らかにした。「考える会」は学識経験者の他、自治会や校区内の第二中、第,二小、千本小のPTAの他、校区内の未就学児の保護者ら24人で構成する予定。学校統合の可否や、統合に第一中校区を含めるかなど形態も含めて議論、意見を集約する。市教委は集約した意見を基に方針を決定し、統合の場合は「地区推進委員会」を設け、統合後の学校の詳細や学校跡地について検討する。意見集約の時期は「できるだけ早い時期」どし、明確な時期は示さなかった。
出席者からは、統合に慎重な意見が出た一方、「統合に前向きな保護者の意見が置いてけぼりになっていた」と議論の再開を歓迎する声も上がった。
市教委は本年度、浮島地区と大平地区でも同様の「考える会」を組織。統合や小中一貫校化など、学校再編の議論を加速させる。
【静新令和5年〔2023年)8月21日(月曜日)】
2023年8月20日日曜日
2023年8月19日土曜日
2023年8月18日金曜日
230818沼津中心部再開発初期の記録平成19年as
大手町地区再開発ビル
辞退6社は提案の困難さ指摘
条件や保留床処分の厳しさなど
市議会建水委でも不安の声事業提案、なぜ1社だけ
大手町地区第一種市街地再開発事業の骨格をなす再開発ビルの建設。市当局は、沼津駅鉄道高架事業を中心とした沼津駅周辺総合整備事業の先駆けとして、同ビルの二〇〇六年早期オープンを予定していたが、建設計画は西武百貨店の出店辞退以来一年近く迷走を続けている。市は業務委託コンサルタントとともに西武に代わるテナント誘致を模索していたが、冷え込んだ消費経済状況下、一向に入居テナントは見つからず、窮余の策として特定業務代行者を公募したが、提案したのは一社だけ。特定業務代行者とは、「民聞能力の活用による市街地再開発事業の推進について」という一九九六年七月に出された建設省(現国土交通省)通達を根拠とした制度。
市は事業の実現を図る上で、民間業者の積極的な参画による円滑な事業推進、完成後の施設建築物の健全経営を目的として同代行者を十一月に募集した。これに関する説明会には大手ゼネコン七社が参加。市は各社から事業計画案が提出されるものと期待したが、提出したのは竹中工務店一社のみという結果となった。期限の一月七日までに提出された竹中工務店案を市の特定業務代行者選定委員会が検討し、斎藤衛市長に答申する。この重要な責務を任された同委員会は、きょう十五日、市役所で開かれる。これに先立ち、十四日には市議会建設水道委員会と沼津駅周辺総合整備事業促進特別委員会の臨時協議会が開かれ、当局が竹中から提出された二案を説明した。これは、再開発ビルの行方に市議会が重大な関心を抱いていることの証明で、選定委だけに任せておくべき問題ではないとの強い意思の表れと言うことができる。建水委の委員の一人は、「まさか一社だけだったとは。七社のうち、せめて三社あれば計画案の比較検討が出来るが、一社だけでは」と落胆の色を隠さない。また、他の委員は「一社あったというが、この経済状況の中では、やれるところはないのではないか。住宅や商業施設への入居者まで含めて代行者が貢任を持たされる訳だから、困難極まりない」と話す。市が代行者に提示した条件とは、一、保留床(権利者が取得する権利床以外の床)の処分協力、二、市が提案した建築計画(商業施設、事務所、約四百四十台分の駐車場、約百戸の住宅)に基づく施設建築物実施設計への協力、三、施設建築物の建設工事及び既存建築物などの解体除去と整地工事、四、その他事業推進に対する協力。事業提案を辞退した六社のうち五社は、「条件が厳しすぎる」「前向きに取り組んだが、我が社は建設会社。保留床の処分が最大のネックとなった」「枠組みが提示されていたので(自由な図面が描けず)難しかった」「住宅販売とかテナント誘致の難しさという個別の理由ではなく、トータル的に考えた」「条件提示が困難なため」を理由に挙げた。また、残る一社は「沼津市からの今回の事業計画案の公告は、保留床(住宅部分・商業部分)を将来にわたって特定業務代行者として責任を持って処分する案を一月七日までに提出することが主として求められ応募した。公告後、積極的に保留床の処分先を検討したが、遺憾ながら期限内にめどが付かない見通しとなり、沼津市に対し断念を申し入れ、辞退届を提出した」と、FAXで回答。この社は、「古い話だから」と計画が持ち上がった時点からの時問経過の長さを指摘。計画白体、時代に合っていないことを示唆した。また、他の一社は取材に対し、「仕事は欲しいから、コンサルタントに依頼してテナントを探すなど必死でやったが、現時点で入居を約束してくれるテナントは見つからなかった」と、オープンが四年ぐらい先になる事業では出店を約束出来ない現在の流通販売業界の不透明さを話した。取材で得た各社の辞退.理由を伝えたところ、市再開発課の担当者は、「それほど厳しい条件だと思わないが」と六社と隔たった感想を語った。建水委では、当局からの竹中案説明後、委員から「現在の経済状況で、市が提示した計画案が困難だったのではないか」「事業提案したのが、なぜ一社だけだったのか」「売り場面積が当初案から減少している点について、商店街は承知しているのか」「特定業務代行者の選定委員は誰か」などの質問が出されたという。「なぜ一社だけだったのか」について当局は、住宅部門を引き受ける会社がなかったことを理由に挙げたようだが、大都市と違い、市内ではマンションの売れ行きに光が見えない状況にあるのだろうか。また、竹中案を採用することになった場合、市当局が竹中側と詰めを行う中で、中心市街地活性化の起爆剤とならないと判断すれば、「撤退もあり得る」との考え方が委員側に示されたことも伝わる。委員の一人は、「プロが代行者選定委員にいるのならともかく、弁護士や税理士ら門外漢に選定を任せるとは。市は何を考えているのか、『ふざけている』の一語に尽きる」と憤る。以前、大手ゼネコンに籍を置き、再開発ビル業に精通する業界関係は、横浜市保土ケ谷の開発ビルを例に、「大都市の横浜でさえ、再開ビルに入るテナントがなく、貸し部屋にするなどして、しのいでいる。地方都市の沼津でテナントの入り手がいないのは当然のことだ」と話す。また、「一社だけとうのも不思議な話だ」とし、ストレートにうけ止めることができない心情を示している。建水委では、選定委会の答申が市長に出された後、再度、協議会をき、竹中案について検するという。
(沼朝平成16年1月15日号)
2023年8月17日木曜日
2023年8月16日水曜日
2023年8月15日火曜日
まちづく塾にようこそ 匂坂信吾 【沼朝令和5年8月15日(火)寄稿文】
まちづく塾にようこそ 匂坂信吾
沼津郷土史研究談話会(略称・沼津史談会)では、令和五年八月から六年三月までの毎月一回、午後一時半から約二時間、市民公開講座「歴史と文化のまちづくり塾」を市立図書館四階第一・二講座室を会場として開設します。
その目的は、沼津藩主・水野家が果たした役割や幕末の沼津藩について改めて学び直すことにより、三枚橋城や沼津城の本丸が置かれ、明治初期には沼津兵学校の寄宿寮が設けられた大手町「中央公園」の名称を「沼津城趾公園」など郷土の歴史を身近に感じられる名称に改めるための条件整備を行うことにあります。
名称の変更により市民の郷土意識が高まるとともに、ラブライブ!サンシャイン!などで増加した若者を中心とする”かるさと沼津ファン"や国内外からの観光客の皆様が、沼津の街と歴史への再評価を行う契機になることは疑いありません。
現在進行中の「中央公園再整備事業」も(公園の名称が変われば整備の考え方も変わり、その手法も見直されるかも知れません。 新たな公園名称が誕生することにより、中長期的には産業振興や市街地活性化、歴史文化の発信力向上などの可能性が高まる反面、「中央公園」の名称を守るべき根拠は特に見当たりません。
「歴史と文化のまちづくり塾」全八回(①~⑧)の日程と講師(敬称略)、主な内容は次の通りです。
①八月二十日(日)=最後の沼津藩主・水野忠敬(ただのり)の曾孫に当たる、経済学者・水野忠尚(ただひさ)。著書『作家が描いた水野家の江戸時代』に収録した松本清張、平岩弓枝などの作品に登場する水野家及び、徳川家康の生母「於大(おだい)の方」の父、水野忠政を始祖とする一族の歴史を語る。
②九月二十四日(日)=福留真紀・清泉女子大学准教授。著書『名門水野家の復活』を基に、沼津藩初代藩主・水野忠友の足跡などを語る。
③十月十五日(日)=皆様おなじみの樋口雄彦・国立歴史民俗博物館教授。「幕末の沼津藩とその人物」をテーマに、沼津を中心とする幕末から近現代に到る地域の歴史を総合的にとらえた含蓄ある講話が期待される。
また、八~十月の講座では、講話終後に歴史画像の達人"長谷川徹副会長により、元会員の故・川口和子さんが残したエッセイ『思い出のふるさと 沼津の町並み』イラストマップの画像研究や、できる範囲での街歩きを行う予定。
十一月以降の講座の内容は十月下旬にお知らせする予定ですが、現段階での日程と講師は次のとおりです。
④十一月十九日(日)=講談師・田辺鶴遊(かくゆう)。
※④は午後三時に旧沼津城大手櫓門のパネル展示会場となる中央公園に集合、田辺講師と共に市立図書館に移動し、四階第一・二講座室で三時半から約一時間の講談を聰いた後に意見交換。中央公園、市立図書館のどちらからでも参加可能。⑤~⑧は①~③と同じ時間・会場。
⑤十二月十七日(日)=水野忠尚。 ⑥令和六年「月二'十八日(日)=望月保宏・静岡古城研究会会長、渡邉美和・沼津に城があったころ再現プロジェクト実行委員会委員長。
⑦来年二月二十五日(日)=福留貫紀。
⑧三月二十四日(日)=水野忠尚。
本会会員以外の方は資料代が一回につき五百円が必要ですが、市制100周年を新たな「まちづくり元年」にするため、多くの皆様の参加を期待申し上げます。
(沼津史談会会長、小諏訪)
【沼朝令和5年8月15日(火)寄稿文】
2023年8月14日月曜日
2023年8月13日日曜日
わが家の記念品 匂坂信吾 「沼朝令和5年8月1日(火)言いたいほうだい」「令和5年8月13日(日)沼朝マルサン書店広告」
わが家の記念品 匂坂信吾
沼津郷土史研究談話会(略称・沼津史談会)が、沼津市制100周年記念特集号として発行した会誌『沼津史談』第七十四号(縦二一㎝×横一四・八㎝×厚さ一㎝、全二一二ページ)が七月から頒布(販売)されていますので、ご案内申し上げます。
特集の内容は、市制施行の翌年に市内本町で生まれ、沼津市と共に歩んだ、元会員の川口和子さん(眼科医師・故人)が昭和五十九年から平成十六年にかけて、延べ二十一年間にわたって地元紙「沼津朝日」の元旦号に寄稿した随筆『思い出の ふるさと 沼津の町並み』を復刻して、会誌に文章を約百ページ分掲載しました。
また川口さんの手描きによる旧東海道筋の町並みに関する、昔なつかしいイラストマップ十六枚を古地図風なフルカラー両面印刷を施した、縦五一・五㎝×横七二・五㎝の厚い上質紙を四つ折りの付録として会誌に差し込み、発行いたしました。
この随筆とマップは沼津朝日に連載当時から評判で、川口さんが平成二十四年暮に八十八歳で他界された後も、多くの人から復刻を望む声がありました。このため本会でも通常より発行部数を増やし、会誌を一千冊、マップを二千枚作成しました。
表紙のカラー写真は、川口さんと青木朝子さん(故人)を千本浜の若山牧水歌碑の近くで撮影したもので、自然な笑顔が印象的です。市制100周年をご家庭で振り返るために、保存版の「わが家の記念品」として、お求めになってはいかがですか?
頒布場所は次の二か所です。
沼津駅南地区は、上本通りラピュタービル向かいの柳屋内、沼津史談会「よろず相談所」です。(相談所主人は本会の長谷川徹副会長。水曜日はお休み)
駅北地区は、北高島町のフェスタノジマ内、マルサン書店駅北店です。入り口付近の目立つ場所と奧の二か所に配置され、差し込みのマップが散逸しないよう、また市制100周年を祝福するかのように、透明のカバー付きになっています。
本来の価格は会誌が一千円、マップが三百円、会誌とマップのセットでは合計一千三百円ですが、市制記念の特別価格として一セット一千円で提供しています。(税込み)
なおマップ単品をお求めの方は、「よろず相談所」で一部三百円で提供します。
今回用意した部数が不足する場合は、会誌・マップとも増し刷りを行う所存です。多くの皆様が頒布場所に足を運ばれることを心からご期待申し上げます。
(沼津史談会会長、小諏訪)
2023年8月12日土曜日
2023年8月11日金曜日
2023年8月10日木曜日
230807勾玉・土器づくり教室高尾山古墳を守る会共催沼津市文化財センター8月5日(土)as
小中学生向け体験イベント
文化財センターで古代を体験
小中学生向けの文化財体験イベントが5日、志下の市文化財センターで行われた。
センター内には各所に体験会場が設けられ、同センターが静浦西小の跡地に開設されていることからも、あたかも文化祭のよう。小中学生が、きょうだい、父母や祖父母などと訪れて、様々な体験を楽しんだ。
3階では、古墳時代のアクセサリー勾玉(まがたま)や土器を作る体験。高尾山古墳を守る会(鈴木博会長)との共催で行われた。
古墳から多く出土する勾玉は儀式など特別な場面で使われたのではないかとされている。様々な素材のものがあり、沼津でも古くは弥生時代終末頃のガラスの勾玉が出土している。
この日は蝋石を用い、やすりで削って形を整え、ていねいに磨き上げ、子ども達は、根気のいる作業に集中して取り組んでいた。
また、粘土を使って土器を作る体験もあり、円形に整えた粘土を底にして、紐状にした粘土を重ねて成形していく。表面を指で平らにならしてから、縁や表面に飾りを付けた。
熱心に取り組んでいた府川雅春君(今沢中2年)は「意外に難しいが、めったにできない体験。縄文時代の人達は、なぜ、こんな風に飾りを付けてお洒落に作ったのか、不思議に思う」と話した。
自分で作ってみることで、その時代に思いをはせる機会にもなるようだ。府川君は歴史が好きで、将来は社会の教師になりたいと言う。
同じ部屋では、土器の表面の模様を写し取る「拓本」、土器の欠片をパズルのように組み合わせる「接合」などの体験も行われた。
また、「注記」と呼ばれる作業では細い面相筆を使い、土器の欠片に出土した場所などの情報を記入する。学芸員などが書いた文字は2㍉角程の大きさで精密に書かれている。
子ども達は、これを体験してみて難しさを実感したが、中には習字の心得があり、比較的上手に書ける子もいた。
2階の展示室では、「宇宙人を助けよう」と題した謎解きゲーム。
同センターの職員が作った謎解きの問題を5つ順番に解いていくと、最後の答えにたどり着く。子ども達は保護者と協力して、展示の中にあるヒントを探し、職員との会話からもヒントを得ながら、頭をひねって解き進めた。
1階では竹製の弓矢を射る体験もあり、また、火起こしを体験できるコーナーが人気を集めた。
擦り合わせた木の摩擦熱で火を起こす「舞錐式」と言われる方法で、専用の道具を動かし続けると、やがて火種が出来る。
一度、火起こしを体験してみたかったという小学5年の男子児童は汗を流しながら苦戦。焦げ臭いにおいがしてきても、なかなか火種にはならない。それでも根気よく、全身を使って道具を動かし続け、やがて着火した時の喜びは、ひとしお。
さらに、専門知識を持った職員が子ども達から夏休みの宿題に関する相談も受け付けた。
楽しみながら、文化財や古代の歴史に親しむことができ、特に歴史にかかわることに興味のある子どもには得がたい機会となった。
【沼朝2023年(令和5年)8月10日(木曜日)】