2023年6月30日金曜日
2023年6月29日木曜日
母校沼津工高に33万円を寄贈 【静新令和5年6月29日(木)朝刊】
母校沼津工高に33万円を寄贈
三島田方沼工会 三島田方地区の沼津工高同窓生でつくる「三島田方沼工会」(前田磨会長)はこのほど、三島市の市民活動センターで総会を開き、同校に現金33万円を寄贈した。
同校の新校舎完成に合わせ、新たな学びやでの活動が活発になるよう願いを込めた。前田会長は「部活動や課外活動などの資金として使い、個性ある高校となってほしい」と期待し、寄付金を受け取った望月保宏校長は「生徒のために役立てたい」と感謝した。
【静新令和5年6月29日(木)朝刊】
鉄道写真27点並ぶ 愛好家団体沼津で作品展 【静新令和5年6月29日(木)朝刊】
鉄道写真27点並ぶ 愛好家団体沼津で作品展
本県最初の鉄道として線路が敷かれた沼津市の歴史にちなんだ「まちおこし鉄道写真展2023」(鉄道友の会静岡支部・静ヌマ汽写くらぶ主催)が7月2日まで、同市大手町の沼津産業ビルで開かれている。
県東部を中心とした鉄道写真愛好家20人が27点を出品した。伊豆箱根鉄道やJR御殿場線など地元のほか、北海道や福島県など全国の車両が走る様子を捉えた作品が並ぶ。
「流し撮り」の手法や、山、雪、花など自然とのコラボレーションを楽しむ1枚もある。
同支部東部地区長の太田修さん(74)は「鉄道の写真と言ってもいろんな種類がある。多くの人に楽しんでほしい」と話した。
2日午後1~2時は、国鉄沼津機関区で整備に従事した山梨孝夫さんらが「EF60形式」を語るトークショーを開く。
【静新令和5年6月29日(木)朝刊】
2023年6月28日水曜日
2023年6月27日火曜日
地元住民の交流拠点「町のハブ」へ 沼津に初まちの駅 【静新令和5年6月27日(火)朝刊】
地元住民の交流拠点「町のハブ」へ
沼津に初まちの駅
再開発エリア オール県産品販売
沼津市に地元住民の交流拠点となる市内で初のまちの駅が誕生した。場所は、再開発計画が具体化するなどにぎわい創出へ動き出しているJR沼津駅南口の商店街の一角。関係者は「町のハブとなるような場所になってくれれば」と思いを語る。
まちの駅となったのは、県内産の加工食品や果物を使ったスムージーを販売する店「POPLY(ポップリー)」。再開発が始動したアーケード名店街近くにオープンした。外観は沼津の町をイメージした装飾を施した。
自動車やカーステッカーを販売するアキュームカンパニー(三島市)が手がける。矢崎実社長(55)が「生まれ育った町を盛り上げたい」と廃虚になっていた商店街近くのビルを2021年8月に購入。リノベーションを経て、1階に店を構えた。外装にはカーステッカー制作の技術を活用し、沼津港の大型展望水門施設「びゅうお」など沼津の名所をかたどった。
取り扱う商品はオール県内産。店内には飲料や調味料のほか、長泉町の特産品「長泉あしたかつ」など地域の特産品が並ぶ。スムージーは地元の農家から品質に問題ないものの、大きさや形が規定外のために出荷できなかった野菜や果物、商店街の豆腐屋の豆乳、三島市や伊豆の国市などの果物を使用した。矢崎社長は「低価格で仕入れることができるし、フードロスにも'つながる。地元の店の売り上げ貢献にもなるはず」と話す。
5月中旬のオープン初日には、地元住民に交じって高校生も訪れた。SNSを見て下校後に駆け付けたという沼津西高3年の庄司明日香さん(17)は「気になっていたお店。雰囲気がかわいいし、スムージーもおいしいからまた来たい」と話した。
店長の城所愛里さん(28)は「オープンできてほっとしている。商店街や地域のみなさんと一緒に町のにぎわいを取り戻したい」と意気込む。
今後、ビルの2階部分は科理教室や会議室に、屋上はバーベキューなどのスペースとして貸し出す予疋。ビル全体を地域の交流拠点どなるのを目指す。
(東部総局・天羽桜子)
※まちの駅全国まちの訳連絡協議会(東京都)に登録する、地域住民や観光客が求める地域情報を提供する場で、人と人との交流促進が目的。休憩、案内、交流、連携の5機能を持ち、県内には冨士、富士宮、焼津市などに約100カ所のまちの駅がある。
【静新令和5年6月27日(火)朝刊】
2023年6月26日月曜日
2023年6月25日日曜日
70年のご愛顧に感謝と閉店のお詫び(新聞告知広告)とらや
70年のご愛顧に感謝と閉店のお詫び
この度、とらやは、創業70周年を迎えることができました。
これもひとえに静岡の皆様のご愛顧のおかげと心より感謝申し上げます。
創業以来、今日までくらしの便利さと豊かさの提供に最善を尽くして参りましたが、社会環境の変化や経営環境の厳しさから、今秋(9月中旬)をもちまして全店舗の完全閉店を決定いたしました。
お客様にはご不便、ご迷惑をおかけするここととなり、深くお託び申し上げます。
また大変悔しくはございますが、とらやブランドの商品を体感していただける最後の機会となってしまいました。ぜひ手にとっていただき、お買い物をお楽しみいただけましたら幸いです。
残りわずかな期間ではございますが、お客様への感謝を忘れずに営業して参ります。
株式会社とらや
代表取締役石川善規
【静新令和5年6月25日(日)朝刊広告】
〈とらや 閉店スケジュール(6月25日公開、全27店舗)〉
※一部スケジュールが変更になる場合がある。
◆6月25日(日)閉店
用宗店
◆7月2日(日)閉店
白子店
◆7月11日(火)閉店
駒形店、清水駅前銀座店、興津店
◆7月25日(火)閉店
籠上店
◆8月8日(火)閉店
薮田店、静岡千代田店、マックスバリュ長泉店
◆8月15日(火)閉店
田子重西焼津店、丸子店、新川店、岡店、
◆8月下旬閉店予定
岡部店、安倍口店、羽鳥店、西友松長店
◆9月閉店予定
瀬名店、北安東店、呉服町店(静岡伊勢丹ビル内)、安倍川駅前店、高部店、清水梅田町店、イオンタウン蒲原店、西友富士今泉店、沼津仲見世店
2023年6月24日土曜日
2023年6月23日金曜日
2023年6月22日木曜日
2023年6月21日水曜日
230621「炭火焼肉韓国家庭料理昧のもいせ」出火as
沼津の飲食店火災 けが人なし 出火当時営業中も客おらず 2023.06.21 20日夜、沼津市大手町5丁目の飲食店「炭火焼肉韓国家庭料理味のもいせ」から出火した火災は、2階建て店舗兼住宅のうち、1階店舗と2階住居の全体を焼いて、約5時間半後に鎮火した。高齢男性1人が煙を吸って救急搬送されたが、命に別条はないという。 出火当時、店は営業中だったが、客はいなかった。沼津署などによると、店の従業員から「煙が出ている」と119番があった。従業員は1階部分で火花が散っているのを見たという。 同署などが21日朝、現場検証を進め、出火原因を調べている。(静岡新聞デジタルニュース)
2023年6月20日火曜日
2023年6月19日月曜日
2023年6月18日日曜日
2023年6月17日土曜日
2023年6月16日金曜日
2023年6月15日木曜日
磯村勇斗さん故郷で夢舞台 出身劇団、高校生と共演へ 沼津市制100周年事業 2023.06.15
磯村勇斗さん故郷で夢舞台 出身劇団、高校生と共演へ 沼津市制100周年事業
2023.06.15
演劇の稽古に臨む磯村さん(中央)=沼津市内
沼津市出身の俳優磯村勇斗さん(30)が7月に同市で上演されるロシアの劇作家チェーホフの戯曲「プロポーズ」に出演する。高校時代に初舞台を踏んだ思い出深い作品で、当時所属した劇団の現役メンバーやオーディションで選ばれた市内の高校生らと共演する。市制100周年記念事業の一環。念願だった地元での上演に心を躍らせる磯村さん。このほど、市内で通し稽古に励んだ。
磯村さんは沼津西高時代に地元劇団「沼津演劇研究所」に所属し、「プロポーズ」に出演した。「がむしゃらにやっていた。(演劇が)面白いなと感じた」と原点となった経験を振り返る。東京で俳優活動を始めてからも、同劇団員から演技の感想が届くなど交流が続いた。
地元の大ステージ、沼津市民文化センターで演じることを目標の一つとしてきた。「大きな夢企画のようなもの。これができたら満足、というくらいうれしい」と声を弾ませる。演出を務める杉山義則さん(75)は再演について「夢のような話。東京で経験を積んだ演技をこの中でどのように発展させてくれるのか」と期待する。
物語は、男性が女性との結婚を女性の父親に申し込む場面から展開する。3役を磯村さん含めたキャスト7人で演じる。磯村さんが高校時代に演じた際の台本を基に再構成した。
通し稽古に臨んだ磯村さんは「少しずつ(芝居が)固まってきている。若い人たちからも学びたい。沼研の皆さんが当時自分にしてくれたように(若手キャストに)愛を伝えている」と印象を語る。オーディションで約140人の中から選ばれた共演者の一人、梁世姫[やんせひ]さん(高校2年)は「すごい人たちと舞台に立つ。いろんなものを吸収して成長したい」と意気込む。
稽古は続く。「喜劇なので素直に笑えて楽しめる舞台にしたい」と磯村さん。夢の舞台に向けて情熱を傾ける。
23日まで観覧者募集
沼津市振興公社は7月22日午後2時から、磯村勇斗さんが出演する演劇と座談会「きらり沼津。磯村勇斗と~新しい100年へ」を市民文化センターで開く。入場無料。
2部構成で、第1部は磯村さんと沼津演劇研究所メンバーらが戯曲「プロポーズ」を上演する。第2部の座談会「きらりトーク」は、磯村さんと地元の若者が未来への思いや夢を語る。
入場希望者は往復はがきで申し込む。6月23日必着。希望者多数の場合は抽選。詳しくは市民文化センターの公式サイトで。問い合わせは同センター<電055(932)6111>へ。
2023年6月14日水曜日
2023年6月13日火曜日
2023年6月12日月曜日
2023年6月11日日曜日
2023年6月10日土曜日
「沼津城」を公園の名に 沼津郷土史研究談話会副会長 渡辺美和さん(70)【毎日新聞令和5年6月10日(土)静岡「inmylife」】
「沼津城」を公園の名に
沼津郷土史研究談話会副会長
渡辺美和さん(70)
沼津市大手町にある「中央公園」は、旧沼津城の本丸跡にある。その歴史にちなみ、公園の名前を「沼津城址(じょうし)公園」に変更することを提案している。
「静岡市の駿府公園は歴史的価値を全国に発信しょうと2012年に駿府城公園に改名した。岡崎公園(愛知)も『どうする家康』をきっかけに、岡崎城公園への改名を検討中。名称変更すれば沼津に城があったと知られるはず」と訴える。
自分の主張に普遍性があるか確かめるため、関東、東海、甲信の13都県を対象に、幕末時点で大名もしくは城代がいた城の現状や公園名を県や市、観光協会など公的機関のホームページで調べた。
調べた城は計59城に上る。城跡がほぼ残っていないのが安中城(群馬)など5城。城跡が公園になっていないのが笠間城(茨城)など8城。一方、城に関する名の公園になっていたのが小田原城(神奈川・城址公園)、松本城(長野・松本城公園)など29城だった。域の名の公園になっていたのが吉田城(愛知・豊橋公園)など7城。公であるにもかかわらず、城にも地域にも関連しない名前なのは、沼津の中央公園の他には確認できなかったという。
背景に沼津城がほぼ跡形がなくなっているという事情がある。その理由として立地の良さのために、市の発展の犠牲になってきたためと考える。
「 明治時代に沼津駅ができると、平らで地盤が良い城の「部が接収された。また城の北側の駅と南側の町とを結ぶ南北の道が城を貫いて作られた。旧国道1号は城を東西に貫いた。土塁と堀が壊された後にはチンチン電車も走るようになった」
その結累、利便性が上がり、沼津は発展したが、その都度、沼津城は身を削られた。「沼津城は自分の顔を差し出すアンパンマンのよう」と悲しむ。そして「私はアンパンマンを復活させるジャムおじさんになりたい」と語る。
まずは中央公園が沼津城本丸跡であることを多くの人に知ってもらおうと、2022年8月、ベニヤ板をつなぎ合わせ縦各5・4層のパネルを、沼津城本丸にあった二重櫓の絵を描いて同公園に建てて展示した。アンケートでは、城があったことを知っていた人は多かったが、二重櫓があったとまで知っていた人は少なかった。
「公園の名前を変える必要があるのかと言う人もいます。でも『中央公園』では空き地を公園にしたと思われかねない。郷土に興味を持ち、城が果たした役割を知ることは、街に誇りを抱くことにつながるのではないでしょうか」【石川宏】
【毎日新聞令和5年6月10日(土)静岡「inmylife」】
「沼津城」を公園の名に 沼津郷土史研究談話会副会長 渡辺美和さん(70) 【毎日新聞令和5年6月10日(土) 静岡「in
my life」】 |
沼津市大手町にある「中央公園」は、旧沼津城の本丸跡にある。その歴史にちなみ、公園の名前を「沼津城址(じょうし)公園」に変更することを提案している。
「静岡市の駿府公園は歴史的価値を全国に発信しょうと2012年に駿府城公園に改名した。岡崎公園(愛知)も『どうする家康』をきっかけに、岡崎城公園への改名を検討中。名称変更すれば沼津に城があったと知られるはず」と訴える。
自分の主張に普遍性があるか確かめるため、関東、東海、甲信の13都県を対象に、幕末時点で大名もしくは城代がいた城の現状や公園名を県や市、観光協会など公的機関のホームページで調べた。
調べた城は計59城に上る。城跡がほぼ残っていないのが安中城(群馬)など5城。城跡が公園になっていないのが笠間城(茨城)など8城。一方、城に関する名の公園になっていたのが小田原城(神奈川・城址公園)、松本城(長野・松本城公園)など29城だった。域の名の公園になっていたのが吉田城(愛知・豊橋公園)など7城。公であるにもかかわらず、城にも地域にも関連しない名前なのは、沼津の中央公園の他には確認できなかったという。
背景に沼津城がほぼ跡形がなくなっているという事情がある。その理由として立地の良さのために、市の発展の犠牲になってきたためと考える。
「 明治時代に沼津駅ができると、平らで地盤が良い城の「部が接収された。また城の北側の駅と南側の町とを結ぶ南北の道が城を貫いて作られた。旧国道1号は城を東西に貫いた。土塁と堀が壊された後にはチンチン電車も走るようになった」
その結累、利便性が上がり、沼津は発展したが、その都度、沼津城は身を削られた。「沼津城は自分の顔を差し出すアンパンマンのよう」と悲しむ。そして「私はアンパンマンを復活させるジャムおじさんになりたい」と語る。
まずは中央公園が沼津城本丸跡であることを多くの人に知ってもらおうと、2022年8月、ベニヤ板をつなぎ合わせ縦各5・4層のパネルを、沼津城本丸にあった二重櫓の絵を描いて同公園に建てて展示した。アンケートでは、城があったことを知っていた人は多かったが、二重櫓があったとまで知っていた人は少なかった。
「公園の名前を変える必要があるのかと言う人もいます。でも『中央公園』では空き地を公園にしたと思われかねない。郷土に興味を持ち、城が果たした役割を知ることは、街に誇りを抱くことにつながるのではないでしょうか」【石川宏】