2025年7月1日火曜日

沼津兵学校情報案内板設置を史談会、 シンポで提案 【静新令和7年7月1日(火)朝刊】

 



沼津兵学校情報案内板設置を史談会、

シンポで提案



 沼津郷土史研究談話会(沼津史談会)29日、城下町としての沼津を学ぶ「歴史遺産シンポジウム」を沼津市立図書館で開いた。沼津兵学校に関する情報案内板を中心市街地に設置するなど、歴史を次世代に継承していくためのまちづくりを提案した。

 史談会の匂坂信吾会長は情報案内板の設置のほか、沼津城の名残がある沼津中央公園(同市大手町)の東側にあったとされる「二重櫓(やぐら)」の木造再建を提案。「沼津駅の開設以降、沼津城、沼津兵学校などの面影がみるみるうちになくなった。歴史の継承と文化発展に役立つはず」と強調した。

市中心市街地まちづくり戦略会議の福井恒明委員(法政大教授)は「案内板の設置は現代までのまちづくりの様子を入れたら良いかも」とアドバイスし、来賓の頼重秀一市長は「歴史的背景や文化財を活用したまちづくりを連携して進めていければ」と応じた。

【静新令和771日(火)朝刊】


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