2007年2月9日金曜日

サバ缶



サバ缶、バラエティー豊かに

2007年02月09日17時06分
 産地限定、こだわり製法、レトロ感――。大衆魚のサバを使った缶詰で、特徴を生かした商品が相次いで登場している。ここ2年、日本近海のサバが豊漁だったことで原料不足の心配がなくなり、水産各社は商品開発でしのぎを削る。

 日本水産は今春、昭和30年代の製法を再現し、しょうゆや砂糖など基本調味料のみを使用したサバ缶詰を発売する。外観の絵柄も当時を思い起こさせるレトロ調で、「団塊世代をターゲットにした昔懐かしい味」(同社)だ。日本ハムグループの宝幸は、青森県八戸の港に水揚げされた1匹500グラム以上の大型魚のみを使用したサバ缶詰を投入。極洋は、瀬戸内海産の塩でじっくりと焼き上げた国産のサバを缶に封じ込めた。(時事)

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