2010年5月26日水曜日
参院選静岡
「6氏顔ぶれ固まる」
みんなの党 河合氏が正式出馬表明
夏の参院選静岡選挙区(改選数2)への出馬の意向を固めていたパラリンピック金メダリストで元県総合教育センター指導主事の河合純一氏(35)と、みんなの党の渡辺喜美代表が25日、浜松市内で記者会見し、河合氏が同党の公認候補として出馬することを正式に表明した。
河合氏のほかに静岡選挙区で立候補を予定しているのは民主党現職の国土交通政務官藤本祐司氏(53)と同党新人の会社員中本奈緒子氏(30)、自民党新人の元大学講師岩井茂樹氏(41)、共産党新人の渡辺浩美氏(49)、政治団体幸福実現党新人の中野雄太氏(36)。河合氏を含めて計6氏の顔ぶれとなった。
河合氏は浜松市西区舞阪町出身で同町在住。中学校教諭の経験があり、県総合教育センターでは特別支援教育などの分野で現場を指導してきた。出馬の正式表明を控え、24日に退職した。
会見で河合氏は、同党からの強い要請が出馬を決意した理由だったと明かし、「自分の経験や学んだことを生かし、公務員改革や教育改革に取り組みたい」と語った。先天的な弱視で15歳の時に失明したことに触れ、「心の目でみなさんの夢や声を自分のものとし、ぬくもりある双方向の活動をしたい」と抱負を述べた。
河合氏は1992年バルセロナ大会から5回連続でパラリンピックに出場し、金5個を含むメダル21個を獲得している。当選した場合も競技者として水泳を続けるかについては、「それほど器用ではない」などと議員活動を最優先することを強調した。
(静新平成22年5月26日「参院選10しずおか」)
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