まちづくり本町を参考に
沼津・連合自治会の有志企画
26日まで 写真展やイベント
沼津市本町連合自治会は28日、本町地区の歴史を紹介するイベント「再発見!ザ本町」を始めた。7月26日までの約1カ月、本町のマンションの一角を会場に、昔の街並みを写した写頁などを展示する。同連合自治会のまちづくり研究会が初めて企画した。
複数の劇場や銭湯があった1963年の本町かいわいの住宅地図をはじめ、戦前・戦後の写真、市史別編絵図集から抜粋した50年の市中心地商店会社案内図など以前の様子が分かる記録が並ぶ。白地図を用意し、「沼津の将来にとって必要な物やいらない物」を記入するコーナーもある。アンケートも集めて、今後の活動に生かす考え。
研究会は2012年11月に発足し、住民同士のコミュニケーションを深めながら、地域の歴史や文化を生かしたまちづくりを推進する目的で勉強会を重ねている。主催者は「過去を振り返る中、来場者の意見も踏まえて、時代の流れに対応したまちづくりにつなげたい」と意欲を見せる。
期間中は展示以外に金魚すくいや輪投げなどが楽しめる子供フェスタ(7月4、5日)や、昭和レトロ(7月12日)などの企画も予定している。問い合わせは研究会の阪東さん〈電055(962)0964〉へ。
【静新平成27年6月30日(火)朝刊】
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