沼津駅周辺など38㌶
都市再生緊急整備地域の指定受ける
沼津駅周辺を含む駅南北の3エリアが昨年12月10日の閣議において「都市再生緊急整備地域」に指定されることが決まり、同月13日、「沼津駅周辺地域」(約38㌶)として公布された。
指定を受けたのは沼津駅周辺の30㌶、イシバシプラザ跡地の6㌶、アーケード名店街の2㌶。
内閣府地方創生推進事務局は指定理由を「鉄道高架により南北に分断されてきた駅周辺が鉄道高架事業によって大きく変わるこの機会に、駅周辺で民間投資の機運があり、促進を図ることで都市再生の推進につながると判断した」とコメントしている。
この指定により、緊急で重点的に再生を進める地域として容積率や道路の上空利用などの規制が緩和され、開発事業の認可手続きも短くなり、民間プロジェクトに対する金融支援や税制等によって柔軟な計画が可能になるなど、様々なメリットが生まれ、民間事業者の投資が呼び込めることかろ主に大都市圏で指定されてきたもので、今回の指定では県内で唯一。
指定について頼重秀一市長は「中枢・中核都市の中でも緊急かつ重点的に市街地の整備を推進すべき地域として国から認められたことを意昧し、大変名誉なこと。今後、都市開発事業等を通じて魅力あふれる都市へ、地域経済の活性化や居住環境の更新、災害に強いまちづくりの実現を期待したい」としている。
【沼朝令和7年1月8日(水)号】
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