ラベル 議会 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 議会 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2015年7月1日水曜日

「高尾山古墳調査費可決」・市長高尾山調査に慎重な姿勢

「予算直ちに執行するつもりはない」
 市長高尾山調査に慎重な姿勢
 市議会六月定例会最終日の六月三十日午前十時から本会議が開かれ、委員会付託案件などの採決が行われた。
 今定例会に上程された議案のうち、一般会計補正予算案には都市計画道路沼津南一色線の建設に伴う高尾山古墳の取り壊し調査予算案も含まれている。議長を除く二十七議員による採決の結果、補正予算案は賛成二十一、反対六で可決された。
 本会議終了後、栗原裕康市長は記者団の取材に応じ、「補正予算を、直ちに執行するつもりはない」と明言。慎重な姿勢を見せた。
 執行を保留する理由としては「高尾山古墳に対する市民の関心が盛り上がってきている。さらに沼津のイメージの問題もある」と述べ、「予算案が可決されても執行が保留された例は過去にもある」と付け加えた。
 また、古墳の保存問題について栗原市長は、文化庁や国土交通省、県などと改めて協議すること、中立的な学識経験者を交えた議論の場を設けて市民の傍聴も可能とすること、などの意向を表明した。
 公開検討会の開催日程については未定だが、なるべく早期を目指すという。
 また、市長は「私は従来から、道路と古墳の両立が望ましいという立場を取り続けていた」と語るとともに、「(保存問題については)報道や学者の意見を聴くだけでなく、古墳を実際に見て考えてほしい」と市民に呼びかけ、一般質問の答弁時と同様の考え方を改めて示した。
 調査予算案については、古墳保存陳情の審査会や委員会を通じ、反対の立場の議員から「古墳を取り壊すことについての市民への説明が行われていない」という批判があっただけでなく、賛成の立場の議員からも「市民への周知」を求める意見が相次いでいた。市長が公開検討会の開催を決断したのは、こうした動きへの配慮と見られる。
【沼朝平成27年7月1日(水)号】

「高尾山古墳調査費可決」
沼津市議会 市長「時期は保留」
 沼津市議会は30日の6月定例会最終本会議で、市が道路建設のため発掘調査を実施しながら取り壊す方針を決めた高尾山古墳(同市東熊堂)の調査費5100万円が盛り込まれた本年度一般会計補正予算案を賛成多数(賛成21人、反対6人)で可決した。
 閉会後に報道陣の取材に応じた栗原裕康市長は、調査に入る時期について「しばらく保留する」と述べた上で、文化庁や国土交通省、県、学識経験者らを交えた協議会を設け、その意見を参考にしながら今後の方針を決める考えを示した。
 協議会について「なるべく早く準備する。内容は市民に公開する」と話し、「もともと古墳と道路の両立を前提に考えてきた。協議する中で、両立の新たなアイデアが出てくるかもしれない」と語った。
 議案の討論では、古墳取り壊しに反対の立場の市議が「国民的な財産、市民の誇りとして、あらためて市民とともに議論するべき」と訴えた。賛成の立場の市議は「必要な予算の追加。ただ、今後も引き続き関係機関と協議しながら最良の保存、活用方法を検討してほしい」と話した。
 これまでに市は2016年度末までの約2年間で古墳の墳丘全体を削り取る発掘調査を行いながら墳丘などを取り壊した後、17年度から古墳跡付近の道路建設工事に着手する方針を示している。
【静新平成27年7月1日(水)朝刊】

道路推進「早期着工を」
古墳存続「慎重に検討」
 高尾山古墳の調査費を盛り込んだ補正予算案の可決について、沼津市が進める都市計画道路「沼津南一色線」の早期着工の要望書を栗原裕康市長に提出した周辺5自治会の一つ、東熊堂自治会長の杉山僖沃さん(67)は「ひとまず良かった。地域住民は転居など多大な犠牲を払っている。文化財を否定するつもりはないが、早期に道路建設を進めてほしい」と訴えた。
 同古墳の存続を求める陳情書を浅原和美市議会議長に出した3市民団体の一つ、「高尾山古墳を考える会」代表の瀬川裕市郎さん(76)=元沼津市歴史民俗資料館学芸員=は議会傍聴後、「道路の取り付け方を含めて慎重に検討してほしい」と要望した。「市民のほとんどが古墳の価値を知らないのが問題」と述べ、陳情書を提出した他の2団体と連携して7月中旬から学習会や街頭署名を行う意向を示した。

【静新平成27年7月1日(水)朝刊】

2015年6月23日火曜日

「高尾山古墳」市議15人視察 陳情書提出受け

「高尾山古墳」市議15人視察 陳情書提出受け
 沼津市の都市計画道路の建設予定地にある「高尾山古墳」(同市東熊堂)の墳丘などを市が取り壊す方針を固めたのに対して、市内の3市民団体が議長に古墳存続を求める陳情書を提出したことを受け、市議15人が22日、古墳を視察した。

 陳情に関連する市議会文教消防委員会、建設水道委員会の委員らが現場に足を運び、市の担当職員から道路建設の進捗(しんちょく)状況や、発掘の経緯について説明を受けた。
 市は開会中の6月定例会に、本年度の発掘調査費として5100万円を盛り込んだ一般会計補正予算を提出している。
 文教消防委の梶泰久委員長は「古墳の価値を再認識した。計画を再検討できるか、議員間で意見を出し合いたい」と話した。

(静新平成27年6月23日号)

2015年2月14日土曜日

沼津市長が施政方針を表明

市長が施政方針を表明
市議会定例会始まる
市議会二月定例会は十三日に開会。会期の決定、二十六年度関係議案説明などの後、栗原裕康市長が二十七年度の市政に臨む考え方を明らかにする施政方針演説を行った。概要は次の通り。
 【1基本的な考え方】
人口減少、少子高齢化が急速に進行するこの時代、沼津市のような地方都市がどのようにして経済成長とにぎわいを取り戻していくかは、大変重い課題と言わざるを得ない。国では、地方創生として、人口減少や少子化、経済活性化といった地方が抱える課題に様々なアイデアを持って対処していく自治体を、積極的に支援していくとの方針を示している。
 本市としても、プロジェクトチームを設置するとともに、市民の皆様からも広く意見やアイデアを募りながら、地方創生における沼津市版の「総合戦略」を策定し、活力ある地域社会の実現を図っていきたい。
 【Ⅱ新年度の主な取り組み】
〔魅力と活力にあふれ、にぎわいに満ちたまち〕〈沼津の魅力発信、にぎわいの創出〉  沼津の魅力発信については「沼津市シティプロモーション推進プラン」に基づき、フィルムコミツション事業等により努めていく。また、「ぬまづの宝」を市民とともに磨き上げ、まち全体のイメージアップを図る。
 新年度は、平成二十八年度の皇室への献上茶を目指し、実行委員会の立ち上げや、収穫・製造に向けた準備を行う。
 近年、沼津港周辺は、集客力が増しており、県が主体として進めている新しい「沼津港港湾振興ビジョン」の策定については、関係者の皆様と連携協力し、早期の策定を図る。
 また、沼津が生んだ名僧の白隠禅師は、近年改めて国内外で注目されている。郷土の偉人である白隠禅師の魅力を発信していく。
 沼津御用邸記念公園については、二十七年度の国指定有形文化財(名勝)指定を目指し、また、戦国期における北条水軍の城郭として貴重な文化財である長浜城跡については、本格的な公開を記念したイベント等を開催し、広く周知を図っていく。
 西浦地区で計画されている動物愛護施設「人と動物の未来センター」については、時代を先取りした施設として、全国から多くの耳目を集め、地域の活性化にもつながるものと期待している。
 市立病院東側の大型商業施設の進出計画については、多岐にわたる課題の調整を図るべく、新年度には都市計画部市街地整備課に「北西部地区開発推進担当」を設け、市の活性化に資する土地利用の推進に取り組む。
 本年度末をもって学部廃止となる東海大学開発工学部の跡地については、新たな可能性を見出す土地として、大学、県とともに、今後の活用について協議していきたい。
 〈中心市街地活性化〉
中心市街地の活性化に向けては、本年度、「中心市街地再生計画」の策定を進めており、引き続き諸施策を推進していく。新年度は、居住機能や福祉・医療・商業等の都市機能の立地誘導や公共交通の充実に向けた調査検討を進め、新たに制度が股けられた立地適正化計画の策定に取り組む。
 地元の準備組合が計画している「町方町・通横町地区第一種市街地再開発事業」については、再開発組合設立及び事業計画認可取得のための支援を行う。
 さらに、沼津情報・ビジネス専門学校が、沼津駅南口、西条町に規模も拡張し移転するとのことで、若者の交流や定着、中心市街地の活性化に寄与するものと期待している。
 香陵公園に建設予定の新市民体育館について、新年度は、香陵運動場の代替機能の整備や、建設予定地の埋蔵文化財発掘調査等を実施する。
 沼津駅付近鉄道高架事業は、事業主体である県が、当初計画通りに事業を推進するとの方針を打ち出した。人口減少時代の今日、沼津の再生を考えるにあたり、このまちの中心部に都市的魅力を再構築することが必要であり、そのためにも鉄道高架事業は不可欠であると考えている。
 市としては、鉄道高架事業を前提に実施している沼津駅周辺土地区画整理事業を引き続き進めていくとともに、鉄道高架事業により生まれる高架下や鉄道施設跡地の活用について市民と検討しながら、県と協力して貨物ターミナル移転用地の取得に全力を尽くし、一日も早い鉄道高架事業の着工に向けた取り組みを推進する。
 〈産粟振興〉商工業については、市内に立地する製造業や医療関連の企業、及び中心市街地の空き店舗に出店する事業者に対して支援するとともに、起業創業支援に向けた取り組みを行う。
 農業をはじめとする第一次産業については、六次産業化を促進し、「食育サマーキャンプinぬまづ」や「沼津農林まつり」の開催等を通じて、食育や地産地消を推進していく。
 〈体系的な交通綱の整備〉東名愛鷹パーキングエリアは新年度内の開設に向けて整備を進め、新東名駿河湾沼津サービスエリアは、二十八年度の開設を目指す。
 根方街道及び周辺道路の渋滞や交通事故の滅少を図るため、金岡浮島線の早期一整備に努めるとともに、国道一号への接合部の詳細設計を行うなど、体系的な整備を図る。
 [環境にやさしく、安全・安心を実感できるまち〕
 〈地震・津波対策〉新年度は、津波防災地域づくりにおける将来像の検討やその実現に向けた取り組みとして、「静岡モデル」のあり方や、津波防災地域づくり法に基づく津波災害警戒区域「イエローゾーン」の指定などについて、市民とともに検討し進めていく。
 内浦重須地区の高台移転に向けた県の取り組みに対し、実現に向けて市も連携協力していく。
 〈消防・救急体制の充実〉広域消防組織化については二十八年四月の業務開始に向けて整備を進め、本市西部地域の災害活動拠点となる消防庁舎の建設工事に着手し、二十八年度の開署を目指す。
 〈インフラ・公共施設の耐震化、長寿命化〉学校施設について、老朽化対策として、原小、片浜中の校舎大規模改修や、市立高校のプール改修工事などを実施し、橋梁については、震災時に緊急輸送路及び避難路として安全性を確保するため、新年度は、永代橋の耐震補強設計を行うとともに、「橋梁長寿命化修繕計画」に基づき、東名高速道路跨道橋の補修工事や、新幹線跨線橋の点検などを実施する。
 〈治水対策〉青野排水路の築造工事などを進めるととむに、大平江川については、河道改修などを実施し、三十年度までに床上浸水被害の解消を目指す。
 〈安全で円滑な交通の確保〉通学路の安全確保を図るため、本年度、安全対策に努め、交通安全教育に生かすだめの通学路の合同点検や通学路安全マップの作成などに取り組む。運転免許証を自主的に返納した六十五歳以上の市民に対し、市内のバス・タクシー利用の助成を行い、公共交通機関の利用促進を図る。
 〈新たな住宅地の創出と快適な居住環境の整備〉 市営住宅について、「沼津市営住宅等長寿命化計画」に基づき、八重団地の建築工事に着手するなど、計画的な改善・改修を図る。
 議員発議による沼津市空き家等の適正管理及び有効活用に関する条例の趣旨に沿って空き家対策を推進する。
 〈環境にやさしいまちづくり〉省エネルギー機器の設置経費に対する補助について、改めて補助対象機器を見直し、新たに効率的な電気使用と災害時のバックアップ電源として利用できる定置用リチウムイオン蓄電池を加えるなど、利用拡大を図る。
 「ぬまづの森づくり」について、愛鷹運動公園で植樹を行うとともに、どんぐりからの苗木づくりや市民等への活動のPRを行う。
 千本保安林については、保安林としての機能や景勝地としての景観を維持していくため、市民ボランティアなどとともに、引き続き適切な維持管理、保全活動を行っていく。
 ごみの中間処理施設の整備については、引き続き周辺住民の合意形成を図りながら、地質調査や事業者選定に係る発注仕様書の作成などを実施する。最終処分場については、排出水を抑制し地下水に影響の出ない方式を研究しながら、新たな候補地選定のため情報収集や調査を進めていく。
 〔元気でいきいきと暮せるまち〕〈あたたかさに満ちた親切なまちづくり〉
 人口減少問題解消のための方策として女性の社会進出を促す取り組みを進めるとともに、家庭内における男性の役割に対する意識啓発、「第4次沼津市男女共同参画基本計画」の策定に取り組む。
 〈夢ある人を育てるまちづくり〉コミュニケーションや恋愛、結婚に前向きに臨むための話し方講座や婚活イベントの開催、登録制ボランティアによる出会いの手伝いなどにより、結婚を望む方々への支援を強化し、未婚率の低下や晩婚化の歯止めにつなげていく。
 子育て環境の充実については、子ども・子育て支援法の施行に伴い、市役所における幼保の窓口の一元化を図るとともに、認定こども園や保育園、小規模保育施設に対する支援や、二十八年度開設予定の認定こども園片浜桜の施設整備に対する助成を行うなど、子どもが継続して保育を受けることができる環境づくりを進める。
 母子生活支援施設の野菊園については本年三月をもって廃止し、新年度は、建物の解体工事を行い、民設民営による新施設整備に向けた準備を進める。
 教育行政については、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、教育の政治的中立性、継続性・安定性を確保しつつ、教育行政の責任の所在を明確化するため、市長と教育委員会で構成される総合教育会議を設置し、教育の目標や施策の根本的な方針となる大綱の策定に関する協議・調整を行い、大綱を策定していく。
 子どもの教育の充実で、本年度開始した学力保証プログラム事業について、新年度は、研究指定校による研究発表を行い、学力保証のための研修成果を広く市内の小中学校に普及させ、教員の学習指導の改善に活用することで、児童生徒の基礎的な知識の着実な定着を図っていく。
 〈生涯いきいき暮らせるまちづくり〉少子化対策の一環として、新年度は、保険診療の適用となる一般不妊治療費や不育症治療費についても助成することで、子どもを切望する夫婦への経済的負担を軽減し、出生数の増加につなげていく。
 市立病院については、慢性的に不足する医師の確保に加え、看護師を目指す学生に修学資金を貸与する取り組みを始める。
 〈心のかよう支え合いのまちづくり〉新年度は、「第2次沼津市地域福祉計画」の最終年度となることから、住み慣れた地域で市民や団体、行政が支え合い、安心していきいきと暮らすことのできる地域福祉を目指し、「第3次沼津市地域福祉計画」の策定を進める。
 高齢者福祉については、二十九年度までを対象期間として策定した「第7次沼津市高齢者保健福祉計画」の初年度であることら、計画的な施設整備に向けた事業者の公募を行う。
 障害者福祉については、障害者総合支援法等に基づいて支給される自立支援のための介護・訓練等サービスにつき、適切な運用を図ることで、引き続き質の高い障害福祉サービスの提供等に努める。
 生活保護制度の運用については、困窮の程度に応じて必要かつ適正な保護を行うとともに、生活困窮者自立支援法が施行されることに伴い、生活困窮者に対する自立相談支援や就労準備支援、一時生活支援など各種支援事業を強化する。

(沼朝平成27年2月14日号)

2013年9月26日木曜日

「人と動物共生センター」計画

「人と動物共生センター」計画
 沼津市長、整備支援へ 市議会答弁
 公益財団法人「動物臨床医学研究所」(理事長・山根義久日本獣医師会前会長)が沼津市西浦の市有地に計画している「人と動物の共生・未来センター」(仮称)について、栗原裕康市長は25目、「命の大切さや動物愛護を身近に考えることができ、情操教育の一助になる」と、施設整備を積極的に支援する考えを示した。市議会9月定例会で加藤元章氏(志政会)の一般質問に答えた。
 市によると、センターは、獣医師や動物看護師の教育、動物愛護活動の啓発を図り、殺処分を減らすために犬や猫の保護・治療などにも当たる施設で、ペット同伴者の宿泊コテージなども設ける。建設予定地は、市が昨年、伊藤忠商事(東京都)から寄付を受けた土地約232㌶の一部2・5㌶。同研究所は2015年度中の完成を目指している。
 栗原市長は「『人と動物との共生のまち』として内外に情報発信され、全国から多くの人が訪れ、新たなにぎわいを創出することが期待できる」と、センターが観光や動物愛護教育の拠点になり得ると強調した。
 建設予定地はもともと、伊藤思商事がリゾート施設の建設を予定していた場所で、富士山が望める。同市戸田や伊豆市の修善寺温泉などの観光地にも近い。ただ山中の高所にあるため、水源の確保などの課題が残っている。
 栗原市長は「基本インフラの現況確認や調査、開発に向けた許可手続きなど事務的な打ち合わせをしている」と述べた。
 センターの設立は、官民一体で県東部の活性化を考える静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・岡野光喜スルガ銀行社長)が11年6月、川勝平太知事に提言していた。

《静新平成25年9月26日(木)朝刊》

2013年6月18日火曜日

新政会6月議会一般質問

新政会6月議会一般質問
七日開会の後、議案研究や市の休日のため休会していた市議会六月定例会は十七日、本会議を再開して一般質問を開始。午前は四議員が質問した。

 岩崎英亮議員(新政会)は、市の地震津波対策と県の第四次地震被害想定のスケジュールや事業仕分けについて質問した。防災については鈴木昌弘危機管理監が答弁し、県が六月末と秋の二段階に分けて発表する被害想定に合わせて、市の新アクションプランを策定することを述べた。
 事業仕分けについては栗原裕康市長が答弁。今年度は事業仕分けを行わず、九月に有識者と無作為抽出の市民から成る「沼津にぎわいづくりミーティング」を開催し、観光交流事業などについて市民から意見を募るとともに、市民の参画拡大を図っていく方針であることを述べた。この会議は事業に対して「見直し」や「廃止」などの判定を下す場にはならないことも特に説明した。

 次に、渡邉博夫議員(同)は、ごみ対策について小型家電リサイクル法施行後の市の状況や、ごみを自力で廃棄することが困難な高齢者や障害者への対策、特定健康診査とがん予防について対応を尋ねた。
 ごみ問題については、鈴木敬人生活環境部長が答弁。希少金属などの回収が見込まれる小型家電の回収方法は検討中であり、ごみ置き場に出された小型家電については職員がその都度、分別して回収していることを説明した。高齢者等のごみの戸別回収については今後検討していく方針であることを述べた。
 特定健康診査については、杉山靖市民福祉部長が答え、受診率の目標数値が六五%であるのに対して、実際の市民の受診率は三割台であることを説明し、今後は受診しなかった人を対象に、その理由などを間うアンケートを実施して対策を講ずるなど、受診拡大を図るっもりであることを述べた。がん予防については、今後、子宮頚がん予防のためのウイルス検査を新たに実施する予定であることなどを説明した。

 伊藤正彦議員(同)は、市街化調整区域での宅地開発を可能にする開発条例導入の見込みについて質問したほか、沼津駅南北交通問題に関連し、あまねガード歩道の自転車通行取り締まり強化による歩行者の安全確保と、沼津駅北口を発着場所にイベント会場などとをつなぐシャトルバス運行の可能性について尋ねた。
 開発条例については高橋強都市計画部長が答え、現行の市街化区域には二万六千人分の宅地を供給できる余裕があり、宅地不足になっているとは認識していないとの考えを示す一方、津波の危険なども考慮すれば、宅地拡大について検討することは今後の課題だとした。その上で、開発条例の重要性に触れ、同条例が導入された場合に対象となる地区の例として、原西部や根古屋、青野などの地名を挙げた。
 あまねガードでの歩行者の安全確保については、若林直毅企画部長が答弁し、自転車に乗ったままでの通行が禁止されているが、違反者に対して罰則を科すことは非常に困難であり、交通安全広報活動の充実や取り締まり強化を警察に依頼することで安全確保に取り組むことを説明した。
 シャトルバスについては間宮一壽産業振興部長が答え、イベントなどの際は主催者側で用意しているが、市としても今後検討していく考えを示した。

 千野慎一郎議員(同)は、西武デパートの跡地活用について「噂レベルの話が出回っている」と指摘。市として、どの程度の情報を把握しているのか尋ねる一方、御用邸記念公園の施設整備や防災体制について質問した。
 西武デパートについては間宮産業振興部長が答弁。本館は来年秋までに建物を撤去し、土地所有者の伊豆箱根鉄道は跡地を更地のままや駐車場などにはしないという意向を示していることを述べた。新館については、商業コンサルタントが地権者と交渉に当たっていることを伝える一方で、現段階では何らかの契約が締結されたとの知らせは市には入っていないことを説明した。
 御用邸記念公園については、高橋都市計画部長が、施設の長寿命化計画を策定することや、津波発生時の緊急避難先としては公園内の歴史民俗資料館を想定していることなどを説明した。
《沼朝平成25年6月18日(火)号》

2011年5月17日火曜日

沼津市議会臨時会

 きょうから市議会臨時会
 まず正副議長選など人事案件
 市は、市議会臨時会を、きょう十七日に招集する。議会閉会中に市長が行った専決処分の報告や承認、一般会計補正予算案など七議案が上程される。
 会期は二十三日までの一週間が予定されているが、この臨時会では議案審査に先立ち、正副議長の選挙、議会運営委員会と常任委員会の委員選任、及び各委員会正副委員長の互選が行われる。
 予定される日程は次の通り。開会は一部を除き午前+時。
 17日本会議(開会、仮議席の指定、議長の選挙、議席の指定、会期の決定、副議長の選挙、議運委員の選任)
 委員会(議運ー正副委員長の互選)
 本会議(常任委員の選任)
 委員会(総務経済、文教消防、民生病院、建設水道、一般会計予算決算、特別会計企業会計予算決算ー正副委員長の互選)
 本会議(伊豆市沼津市衛生施設組合議員の選挙、議案説明)
 18日 太会議(議案質疑、委員会付託)
 委員会(民生病院、総務経済)、
 19日 休会(議事整理のため)
 20日委員会(一般会計予算決算、午後一時から特別会計企業会計予算決算)
 21、22日 休会.(休日)
 23日 本会議(委員長報告、質疑、討論、採沃、閉会)
(沼朝平成23年5月17日号)

2010年6月19日土曜日

沼津市議会

 沼津市議会
 4常任委員長決定 沼津市議会
 沼津市議会6月定例会は18日までに4常任委員長の互選を行い、総務経済委員長に岩崎英亮氏(新政会)、文教消防委員長に二村祥一氏(市民クラブ)、民生病院委員長に深瀬勝氏(志政会)、建設水道委員長に井口哲男氏(エリア・自民)を選出した。

 沼津駅周辺総合整備
08年度末事業費説明
 沼津市は18日の市議会鉄道高架事業推進特別委員会に、鉄道高架や駅周辺の土地区画整理など6事業で構成する「沼津駅周辺総合整備事業」の事業費を説明した。
 2008年度末までに執行した事業費と執行率、09年度以降の事業費と市費の額をホームページで公表している。執行事業費の額は鉄道高架事業14億円(執行率1・8%)、鉄道高架関連事業57億円(同12・8%)、土地区画整理事業29億円(同9・9%)、特定再開発82億円(同53・6%)、市街地再開発事業131億円(同100%)、駅北拠点開発事業県18億円(同22%)、市48億円(同49%)。
 今まで算定していなかった駅北拠点開発事業の県事業費分も新たに加えたため、合計の事業費も変更したが、市費や個々の全体事業費などに変更はない。
(静新平成22年6月19日朝刊)

2010年6月11日金曜日

市議会6月定例会一般質問

17議員が質問を通告(沼朝平成22年6月11日号)
15,16日 市議会6月定例会一般質問
 七日開会後、議案研究などのため休会に入っている市議会六月定例会は、十五日に再開され、同日と十六日の二日間、一般質問が行われる。補助金・負担金の見直し、公園管理と市民サービス、市所有の遊休地及び事業待ち用地、事業仕分けなどについて十七議員が質問する。質問者と質問要旨は次の通り(質問順)。
 山下富美子議員(未来の風) 1、補助金・負担金の見直し①沼津市の補助金交付等の現状②基本的な考え方・方針③公益上の必要性についての客観的な認定の認識と対応
 2、障がいのある人が働く作業所等での工賃向上及び障がい者支援のあり方①沼津市の工賃の現状とその評価②静岡県の工賃向上計画は、沼津市においてどのような展開が図られているのか③地方自治法の改正に伴う随意契約による市の業務の委託についての認識と対応
 梅沢弘議員(同) 1、本市の公園管理と市民サービス①御用邸記念公園②牛臥山公園
 2、子供・市民の安全・安心と本市の危機管理①民間の幼稚園・保育園の未耐震建物への耐震対策状況と本市の具体的支援策②夕張市への職員派遣
 3、自治基本条例策定についての市長の認識
 殿岡修議員(同) 1、沼津市所有の遊休地及び事業待ち用地について①遊休地と事業待ち用地の現状認識②遊休地と事業待ち用地の活用
 江本浩二議員(同) 1、事業仕分け①目的②作業スケジュール③コーディネーター、外部仕分け人、市民仕分け人④対象事業の選定⑤事業仕分け当日の実施概要⑥仕分け結果の公開と事後の取り扱い、取り組み
 斉藤孝一議員(共産党市議団) 1、緊急雇用対策①雇用情勢の現状認識②自治体の役割③現在までの取り組み状況④今後の計画と目標
 渡辺教二臓員(同) 1、まちづくりの基本方向①鉄道高架化事業(1)高次都市機能(2)車両基地②広域合併
 山崎勝子議員(同) 1、環境保全の生活排水処理①公共下水道計画区域の整備目標年度と現状認識②公共下水道計画区域内の補助制度の創設③生活排水処理計画の策定
 二村祥一議員(市民クラブ) 1、沼津市の教育行政①学校休業日(1)学校休業日に対する対応(2)学校現場の多忙さの認識②学力学習状況調査の全校実施及び「富士山の日」を学校休業日とする決定
 渡部一二実議員(同) 1、本市における事業仕分けの実施計画①市政における事業仕分けのねらいと効果②仕分け対象とする事業選択の考え方③外部有識者と市民の参画のあり方④仕分け結果の反映状況に対する情報公開⑤仕分けにより捻出される財源の
振り分け先2、本市のさらなる観光振興策の推進①ゆるキャラ等の観光シンボルの利活用②B級ご当地グルメの品種拡大策
 杉山功一議員(公明党) 1、観光行政①沼津市の観光行政(1)観光広域圏の形成(2)観光圏整備法による観光圏整備実施計画の認定②沼津市南部地域の観光行政①海越しの富士山をテーマとした写真コンテスト(2)海越しの富士山の情報発信(3)高台の富士見ビューポイントへの温泉保養施設の建設(4)民間活力導入への条件整備と支援策(5)絶景富士見ポイントの連携づくり(6)らららサンビーチの春秋の活用としてのイベント開催 ア、野外コンサート イ、ストリートミュージシャンのコンテスト ウ、ビーチバレー全国大会の誘致(7)海岸道路の区間ごとのネーミングの募集(8)ご当地ソングの制作③戸田地域におけるまちなみ景観(1)ロシアとの関係が深い戸田地区の一部にロシアの代表的まちなみの構築
 城内務議員(同)1、第5次沼津市高齢者保健福祉計画①本市の計画の進捗状況と今後の推進(1)特別養護老人ホームなどの介護施設の待機者の現状とその解消策(2)特別養護老人ホームの今後の増床計画(3)認知症対応グループホーム等の介護施設の施設整備状況と負担軽減策(4)介護施設の老朽化に対する認識とその対応②認知症を含む介護予防策(1)本市の介護予防策の現状と今後の取り組み(2)介護予防事業の啓発活動(3)認知症及び閉じこもり対策③共助によるボランティア活動の推進(1)本市の認知症サポーター百万人キャラバン事業の取り組み(2)介護支援ボランティア制度の導入2、高速自動車国道第二東海自動車道横浜名古屋線(新東名高速道路)①(仮称)沼津サービスエリアの整備状況(1)サービスエリアの施設概要(2)スマートインターチェンジの設置計画及びアクセス道路の進捗
 岩崎英亮議員(新政会) 1、市長の政治姿勢①環境対策(1)臭気規制導入 ア、特定悪臭物質規制と臭気規制の違い イ、規制の指数、基準 ウ、事前の取り組みと事後の対策、取り組み②事業仕分け(1)取り組みの具体的状況(2)今後の方向づけ
 干野慎一郎議員(同) 1、公共建築物への木材の利用促進①大型建築物への利用促進②低層小型建築物の木造化 2、公文書の管理、保存①現在の管理、保存状況②公文書の電子化の進捗状況③公文書管理法への対応 3、文化振興課の文化政策及び事業部門を市長部局へ移管すること 4、中央公園の名称を沼津城趾公園に変更すること
 伊山昭議員(同) 1、本市西部地域の都市づくり①静岡県が進めている静岡県東部地域の戦略的地域政策である「富士山麓先端健康産業集積プロジェクト」通称ファルマバレープロジェクト
 高橋達也議員(志政会) 1、本市の子ども・若者支援①子ども・若者育成支援推進法②増加する子ども虐待に関する対策2、本市の教育政策①言語教育推進事業②学校図書館の運営③司書教諭と学校司書、読み聞かせボランティア等のあり方④沼津市子ども読書活動推進計画
 頼重秀一議員(同) 1、本市のイメージアップ戦略①本市のイメージ②周辺自治体や類似都市とのイメージの比較③本市のイメージの把握とその分析④インターネットを活用したイメージ戦略⑤本市のイメージアップのための戦略と組織⑥東部コンベンションセンターを活用したイメージアップ戦略
 水ロ淳議員(エリア・自民) 1、子宮頸がん予防ワクチン接種費用補助

2009年9月11日金曜日

西伊豆町・松崎町・東伊豆町

西伊豆町長 補正額を大幅に縮小14日提出 臨時交付金事業など見送り
 西伊豆町の藤井武彦町長は10日、3日の9月定例会で否決された本年度一般会計補正予算案を大幅に縮小した修正案を、14日の定例会最終日に提出する方針を固めた。
 修正案は義務的経費や8月の地震災害復旧事業費(2020万円)などが中心で、補正規模は約7560万円と当初案の約半分。低公害車導入費や防災行政無線難聴対策整備工事費などが含まれる政府の地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業(4880万円)や、子育て応援特別手当事業(720万円)、鳥獣害対策に充てる林業振興費(90万円)などの予算化が見送られる見通し。
 藤井町長は「議決を軽視することはできない」とした上で、「当初案に賛成した議員5人からの要望もあり、緊急性の高い項目を盛り込んだ」と説明した。3日の定例会では、580万円の低公害車導入費をめぐり車種や購入目的が明確でないことに批判が集まり、当初案の採決は賛否同数となり、議長採決で否決されていた。

 松崎町議会5議案を可決
 松崎町議会9月定例会は10日、本会議を開き、政府の地域活性化・経済対策臨時交付金に関連した浸水対策基本計画策定事業費などを盛り込んだ1億1000万円の一般会計補正予算案など5議案を原案通り可決した。

 東伊豆町議会 4議案、原案通り可決
 東伊豆町議会9月定例会は10日、前日に引き続き3氏が一般質問を行ったほか、出産一時金を増額する町国民健康保険条例の一部改正案など4議案を審議し、原案通り可決した。
(静新平成21年9月11日(金)朝刊)

2009年6月9日火曜日

沼津市議会:議長山崎篤氏・副議長井口哲男氏

 市議会6月定例会始まる
 議長に山崎篤議員
 市議会六月定例会は八日開会。諸般の報告、全国市議会議長会による勤続十年議員への永年勤続議員表彰伝達、沼津市議会からの感謝状贈呈決定などがあり、休憩の後に開かれた本会議で杉山功一議長の議長辞職願いを受け議長選に入った。
 二年交代が慣例となっている議長、一年交代の副議長の改選期に伴うもので、休憩を挟んで開かれた午後の本会議で山崎篤議員(市民クラブ、五期)を議長に選出した。
 議長選には山崎篤議員のほか、大場豊重(未来の風、三期)、山崎勝子(共産党市議団、同)の二議員が立候補。投票の結果、二十六票を得た山崎篤議員が当選した。同議員は二度目の議長就任。四年前にも議長職に就いたが、この時は在職十七日間で辞職している。
 この後、伊藤正彦副議長が副議長の辞職願いを提出し副議長選に入った。なお、永年勤続表彰議員は、山崎勝子、浅原和美(志政会)、和久田光一(市民クラブ)、大場豊重、伊藤正彦(自民党NUMAZU)、井口哲男(同)、曳田卓(自由クラブ〉の七議員。
(沼朝平成21年6月9日号)

沼津市議会:議長山崎氏・副議長井口氏
 沼津市議会は8日、6月定例会を開会し、議長に山崎篤氏(61)=市民クラブ=、副議長に井口哲男氏(49)=自民党NUMAZU=を選出した。
 山崎篤氏(やまざき・あつし)会社員、元議長、元民生病院委員長、5期、東熊堂
 井口哲男氏(いぐち・てつお)会社社長、元特別会計企業会計予算決算委員会副委員長、3期、大塚
(静新平成21年6月9日朝刊)