西伊豆町長 補正額を大幅に縮小14日提出 臨時交付金事業など見送り
西伊豆町の藤井武彦町長は10日、3日の9月定例会で否決された本年度一般会計補正予算案を大幅に縮小した修正案を、14日の定例会最終日に提出する方針を固めた。
修正案は義務的経費や8月の地震災害復旧事業費(2020万円)などが中心で、補正規模は約7560万円と当初案の約半分。低公害車導入費や防災行政無線難聴対策整備工事費などが含まれる政府の地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業(4880万円)や、子育て応援特別手当事業(720万円)、鳥獣害対策に充てる林業振興費(90万円)などの予算化が見送られる見通し。
藤井町長は「議決を軽視することはできない」とした上で、「当初案に賛成した議員5人からの要望もあり、緊急性の高い項目を盛り込んだ」と説明した。3日の定例会では、580万円の低公害車導入費をめぐり車種や購入目的が明確でないことに批判が集まり、当初案の採決は賛否同数となり、議長採決で否決されていた。
松崎町議会5議案を可決
松崎町議会9月定例会は10日、本会議を開き、政府の地域活性化・経済対策臨時交付金に関連した浸水対策基本計画策定事業費などを盛り込んだ1億1000万円の一般会計補正予算案など5議案を原案通り可決した。
東伊豆町議会 4議案、原案通り可決
東伊豆町議会9月定例会は10日、前日に引き続き3氏が一般質問を行ったほか、出産一時金を増額する町国民健康保険条例の一部改正案など4議案を審議し、原案通り可決した。
(静新平成21年9月11日(金)朝刊)
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