西武閉店後対応を
中心街振興策など要望 沼津商議所
沼津商工会議所は4日、商工業施策に関する年次要望書を沼津市に提出した。来年1月末に西武沼津店が閉店する中心市街地の振興ビジョンの早期策定、2014年夏に沼津駅北口に全面開業する総合コンベンション施設「プラサ・ヴェルデ」への催事の誘致準備など16項目を盛り込んだ。市川厚会頭が市役所で栗原裕康市長に書面を手渡し、13年度予算案などへの反映を求めた。
中心市街地振興ビジョンに関しては、「市民は中心街の将来構想が見えないことに不安感を募らせている」とし、早期の対応を要請した。
プラサ・ヴェルデへの誘致では、MICE(展示会、会議などの総称)の誘致と推進の専門家育成を求めた。
先端医療関連企業の研究開発費用に対する助成制度の創設、医療関連企業の土地利用上の規制緩和など、ファルマバレー構想と「ふじのくに先端医療総合特区」の推進に向けた案件を追加した。
《静新平成24年9月5日(水)朝刊》
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