渡辺周氏新党参加へ
国民民主党の渡辺周氏(衆院静岡6区)は20日、静岡新聞社の取材に応じ、同党が立憲民主党と結成する方針を決めた合流新党に参加する意向を明らかにした。参加する理由については「安倍政権に緊張感をもたらす大きな野党勢力をつくらなければならない」と説明した。
ただ一方で「(国民が次期衆院選での公認を決めていた)支部長を含む地方組織の取り扱いや、政策のすり合わせなど条件面の調整が必要だ」と指摘。「みんながまとまって新党に加われるよう、自分が中心となって(調整に)汗をかきたい」との意向を示した。
渡辺氏は当選8回のベテランで党副代表を務める。19日に開かれた党両院議員総会では、解党した上で立民と合流新覚を結成するとした執行部案に、国民県連所属の国会議員4氏の中で唯一反対し、新党参加に対する態度を保留していた。
国民県連所属の国会議員ではほかに日吉雄太(衆院比例東海)、源馬謙太郎(同)両氏が合流新党に加わる方針を示し、県連会長の榛葉賀津也氏(参院静岡選挙区)は態度を明らかにしていない。
【静新令和2年8月21日(金)朝刊】
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