妙海寺で花のお会式
日蓮聖人と開山聖人に報恩感謝の法要 妙海寺(笹津海道住職)は、10月13日入滅した日蓮聖人一と23日が命日の同寺開山但馬公日實聖人に報恩感謝を捧げる「花のお会式」を23日、下河原町の同寺で開いた。
桜の造花で彩ちれた本堂で、お会式法要が行われ、笹津住職が導師を務め、式衆の僧侶による読経の中、檀信徒らが焼香した。 法要の後、笹津住職は、今年は日蓮聖人740遠忌に当たるが、「コロナ禍で犬々的なことは何もできなかった。10年後の750遠忌には大々的なことをするというより、大きな改革で、時代に即した宗門を目指す」と話した。
また、法華経に記された釈迦の最後の教えは、「お前らは、ここで生まれたんだから、ここで頑張れ」を意味し、「自分の中の弱い部分を乗り超える」ことで、この教えの実践に日蓮聖人が生涯をかけたことを紹介。
「行くべき道を指し示すのが仏様の救い。困ったことがあった時、行くべき道を指し示す人が必ず遣わされるので、冷静に見極めてほしい」と話した。
この後、造花に彩られた境内で檀信徒や訪れた地域住民ら.に、おしるこを振る舞った。
【沼朝令和3年10月25日(月)号】
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