JR沼津駅南口交差点
3月一部平面横断化
動線上"難所"解消へ
沼津市は25日の定例記者会見で、JR沼津駅南口交差点の一部を来年3月27日から平面横断化すると発表した。歩行者は全て地下道で移動している交差点の東側に、南北方向の横断歩道を設置。駅から市中心部の歩行者の回遊性向上を狙う。
市は2020年に策定した中心市街地まちづくり戦略で、同交差点の平面横断化を目標に位置づけている。横断歩道の設置場所が市道で関係機関との調整が付きやすい地点から始める。工事は1月6日~3月26日。地下道の入り口2カ所を撤去するほか、車道を1車線減らし、北側歩道を約2・5㍍拡幅する。事業費は2600万円。
市は駅南口の目抜き通り「さんさん通り」へも歩行者を誘導し、26年度の再整備完成を目指す中央公園などへのスムーズな流れの構築を図る。頼重秀一市長は「平面横断化で動線上の”難所"がなくなる。駅南口の歩行者の流れやにぎわいを仲見世商店街だけでなく、さんさん通り側にも広げたい」と期待した。 東部総局・尾藤旭)
静新令和6年(2024年)12月26日(木曜日)
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