2011年11月8日火曜日

 愛鷹にスマートICを

 愛鷹にスマートICを
 東名PA 4年後供用目指す
地区協議会設立へ
 東名高速道路の愛鷹パーキングエリアに自動料金収受システム(ETC)専用のスマートインターチェンジ設置を検討してきた沼津市は近く、NEXCO中日本、国、県などと国の整備要綱に基づく地区協議会を設立する。昨年始めた検討作業で採算性の最終確認ができたため。本年度中に国に許可申請し、4年後の供用開始を目指す。
 7日の市議会建設水道委員会に報告した。スマートインターは上下線に設け、市はゲート付近の導入路整備や、国道1号から市立病院前を経由する2・8㌔のアクセス道路改良を担当する。市建設企画室は、概略で全体事業費15億円のうち5億円が市負担になるとの見通しを示した。
 検討では2030年の同PAの交通量推計などをもとに利用料金などの収入をはじき、NEXCOが負担する維持管理費を上回ることを確認した。本年度中に実施計画書を作成し、国に連結許可を申請する。
 市は新東名の駿河湾沼津サービスエリアでも同様の検討をしている。国の事業枠200カ所分のうち77カ所ですでに供用開始や計画着手中になったため、東名愛鷹PAの計画に先行着手する。
(静新平成23年11月8日朝刊)

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