高岡市(富山)と災害時協定
沼津市職員派遣や必需品提供
沼津市は14日、富山県高岡市と災害時の相互応援協定を結んだ。東日本大震災を受け、大規模な広域災害に対応するのが狙い。高岡市役所で開かれた締結式には沼津市から内村博隆企画部長が出席し、高橋正樹高岡市長と協定書を交わした。
協定書によると災害時は職員を派遣するほか、食料や飲料といった生活必需品の供給、被災者の救出や医療活動に必要な車両や資機材を提供して協定市を支援する。相手市と連絡が取れない場合は自主的に情報収集し、職員派遣などの応援活動に着手する。
両市とも海に面しているため、地域防災計画や津波対策など防災に関する情報交換も随時行う。沼津市は全国の特例市約40市で結ぶ支援協定のほか、単独で長野県上田市、埼玉県戸田市と締結していて、高岡市は3市目になる。
(静新平成23年11月15日朝刊)
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