2011年11月22日火曜日

四方一瀰さんが講演


茶の湯の伝来やもてなし心解説
 沼津で講演会

 沼津牧水会などは19日、文化講座「茶の湯と美意識」を沼津市若山牧水記念館で開いた。茶道裏千家淡交会沼津支部青年部顧問の四方一瀰さんが講演した。
 四方さんは千利休の茶道の聖典とされる「南方録」などの古典を題材に、茶の湯の伝来やもてなし心について解説。茶の湯を世界を代表する文化に高めた茶人たちの功績を紹介した。
 美意識については、「茶の湯は庶民の生活の中で広がった。自然体でありのままに茶を楽しみ、素直に『ありがたい』と思う気持ちこそが本来の美しさ」と述べた。
(静新平成23年11月22日朝刊)

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