防犯灯LED化促進 静岡市、新年度方針
静岡市は省エネ社会の実現に向け、2012年度から自治会などが地域に設置している防犯灯のLED(発光ダイオード)化を進める。12年度当初予算案に、切り替え事業に補助するための費用などとして、約5800万円を盛り込む。地域と連携して環境負荷の低減を進め、市民意識向上につなげる狙い。
LED化で1灯当たり電気使用量を約45%節減でき、電気料金が年間約1400円減らせるという。LEDは蛍光灯に比べ寿命が約5倍長く、メンテナンス費用が軽減できるメリットもある。市はこれまで防犯灯維持費として電気料金相当分を補助し、11年度は約1億4千万円を支出している。
既存の防犯灯の蛍光灯からLEDへの切り替えに対し、1灯当たり1万円を助成する。新設については対象をLEDを使用する場合に限定し、1灯当たり2万円を助成する。
12年度は4800灯の設置を目指す。市内の防犯灯のうち、管交換によるLED化が可能なのは2万4~5千灯。市は自治会などと連携して実施計画を策定し、5年程度で全てをLED化したい考え。
(静新平成24年2月7日朝刊)
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