そごう・西武 地方2店舗閉鎖へ
6月27日 5時18分
デパートの売り上げの落ち込みが続くなか、流通大手の「セブン&アイ・ホールディングス」は、来年初めに傘下のデパート「そごう・西武」の広島県と静岡県の2店舗を閉鎖する方針を固めました。
関係者によりますと「セブン&アイ」は、傘下のデパート「そごう・西武」が展開する広島県呉市にある「そごう呉店」と、静岡県沼津市にある「西武沼津店」の2店を、来年初めに閉鎖する方針を固めました。
2つの店舗は郊外のショッピングセンターなどとの競争の激化で赤字が続いており、今後も業績の回復が見込めないと判断しました。
従業員については近くのグループの店舗などへの配置転換によって雇用を継続するとしています。
セブン&アイでは、このほか東京の「そごう八王子店」など、採算が見込めない店舗を閉鎖しており、「西武池袋本店」などの主力店に経営資源を集中することで、収益の改善を進めることにしています。
デパート業界では売り上げの低迷が続くなか、大丸と松坂屋を傘下に持つ「J.フロントリテイリング」も、おととい神戸市長田区の店舗を来年1月に閉鎖すると発表しており、今後も地方を中心に採算の見込めない店舗の閉鎖が続くものと予想されます。
(NHKニュース)
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