2013年9月6日金曜日

高木孝氏、再び県自治連会長に

高木孝氏、再び県自治連会長に
 東部支部支部長も総会で再任
 県自治会連合会東部支部の総会が先月、ホテル沼津キャッスルで開かれた。人事や予算についての議事があり、支部長に沼津市目治会連合会会長の高木孝氏を選出した。
 全国自治連副会長に就く
 来年度、沼津で全国大会
 この支部人事は、前年度の役員から出された今年度人事案を総会の拍手による採決で了承を受けて決定される。高木氏は前年度も支部長を務めているため、今回の人事は事実上、自分で自分を指名する形になっている。
 また、今回の総会では高木氏が県自治会連合会の会長に再任されたことも発表された。県会長の任期は一期二年。高木氏は二十三、四年度にも会長を務めている。県連合会でも、前年度の役員が今年度役員を推薦しているため、こちらも高木氏が事実上、自分を指名している形になる。
 県自治会連合会には県内すべての市町の自治会組織が加入しているわけではなく、活動は年数回の会合や研修会の開催。昨年度は、設立四十五周年記念事業を実施することとし、その経費を加盟団体で負担する計画が示されたが、「四十五という数字に何の意味があるのか」「もっと適切な節目の年があるのではないか」「これから五年ごとに記念事業をやるつもりなのか」などの反対意見が上がり、実現には至らなかったという。
 さらに総会では、高木氏が全国自治会連合会の副会長に就任したことも報告された。任期は二年。
 これと合わせて、毎年開かれている全国自治会連合会の二十六年度の全国大会が、沼津市のプラサヴェルデで開かれることも発表された。富士山の世界文化遺産登録を記念してのことだという。今年度の全国大会は十月に埼玉県川越市で開かれる。
 全国自治会連合会も県の連合会と同様、会合や研修会を開くことが主体の、国とは直接関係のない任意団体。加盟していない県も存在する。
 高木氏の県連合会会長の再任は、沼津市民の代表とも言える沼津市自治会連合会の会長人事にも影響を与えている。
 昨年四月に高木氏の市連合会会長の四期目再任が決まったが、その際の続投理由の一つが、「県連合会の会長任期が、あと一年残っていること」だったという。
 このため、約束の「あと一年」を終えた高木氏が、さらにもう二年間、県連合会の会長を続けることが決まったことで、市の連合会会長の任期切れを迎えた時、昨年四月の時のような理由が再び持ち出されるのか。去就が注目されている。
《沼朝平成25年9月6日(金)号》

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