シェアハウス会社破綻
スルガ銀に立ち入り検査
金融庁融資状況調べる
首都圏で女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営する不動産会社スマートデイズ(東京)が経営破綻し、物件所有者に保証した賃借料の支払いを停止している問題で、金融庁は13日、所有者の多くに購入資金を融資したスルガ銀行(本店・沼津市)を立ち入り検査した。
大半の所有者に融資したとされる横浜東口支店の状況を本店が把握していたかどうかや、同支店の営業やローン審査の体制を調べたとみられる。
スマートデイズは、シェアハウスを販売
し、物件を所有者から借り上げて居住者を募り、保証した賃借料を所有者に支払う事業を行っていた。入居率の低迷で賃借料の支払いが滞ったために同行へのローン返済が困難となった所有者が続出している。何者かによる融資時の関係書類改ざんも指摘されている。
スマートデイズは9日、東京地裁に民事再生法適用を申請した。所有者の一部は13日、同社の破産手続きを求める意見書を同地裁に提出した。
【静新平成30年4月14日(土)朝刊】
【静新平成30年4月14日(土)朝刊】
0 件のコメント:
コメントを投稿