2019年3月30日土曜日

都内企業が「桂川」買収


都内企業が「桂川」買収
伊豆修善寺の主要ホテル
 
ホテル運営などを手掛ける共立メンテナンス(東京都)が、伊豆市修善寺のホテル「桂川」を買収し、4月から所有することが29日までの関係者への取材で分かった。95の客室を有する同ホテルは修善寺温泉を代表する宿泊施設の一つ。
 同ホテルは桂川(伊豆市、小森泰信代表取締役)が経営している。関係者によると、共立メンテナンスと桂川はすでに売買契約を締結済みで、桂川による経営は今月末までとなるという。共立による営業開始は秋ごろになるもよう。
 桂川は他に伊豆市修善寺で宿泊施設兼飲食施設「花小道」、伊豆の国市古奈でホテル「彩峰」を経営。関係者によると、「彩峰」も他の旅館が運営する方向で話が進んでいる。「花小道」は飲食施設のみ引き続き桂川が経営する。小森代表取締役は2006年から務める伊豆市観光協会長も5月の総会で退任する見通し。
 共立メンテナンスは06年から同市修善寺の老舗旅館「菊屋」を賃貸借契約により運営。同社は菊屋の西側にあった水月ホテル跡地を活用した菊屋の拡張計画も進めている。
【静新平成31330()朝刊】

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