2021年9月11日土曜日

画材・額縁専門店が仲見世へ 画材・額縁専門店ハイクリエイト

 

画材・額縁専門店が仲見世へ

 イシバシプラザテナントが移転


 先月22日の営業を最後に閉館した高島本町のショッピングゼンター・イシバシプラザのテナントの一つだった画材・額縁専門店ハイクリエイトが10日、仲見世商店街つるかめ仲見世ビル1階に移転オープンした。

 同店は、イシバシプラザ運営の親会社である石橋生絲(本社・横浜市)が、同プラザオープン当初から直営店として約40年間営業。主に絵画愛好家や画家、中高生や学生らに利用されてきた。

 県東部地域には額縁や文房具を扱う専門店はあるが、画材を総合的に扱う専門店は同店が唯一。イシバシプラザ閉館後も移転して営業を続けていくこととし、「中心市街地にあって交通の便が良い場所」を探して仲見世に移った。

 三田幾久店長は「常連客が多く、学生の皆さんによく利用されているので、沼津駅に近く、公共交通で来られる手頃な広さの店舗を選んだ。路面店であるので、いろんな人に気軽に立ち寄ってもらいたい」と話す。

 学生に人気の、イラストやデザインなどに使うアルコールマーカi「コピック」{の品揃えが豊富で、イシバシプラザ店から引き続き、絵の具や筆、スケッチブック、キャンバス、額縁などの画材を総合的に扱う。

 オープン直後に来店した常連客で、創造美術会に所属する後藤吉久さん(高沢町)は「(イシバシプラザ入店時は)家から近いので、ちょくちょく行っていたていたが、移転先が市内で良かった。これからも利用したい」と話していた。

 同店は仲見世商店街振興組合にも加盟し、赤井国彦理事長は「商店街はコロナ禍で沈み、今が底をついた状態の中での出店はありがたい。コロナが落ち着いたら販促に力を入れ、一緒に頑張りたい」と話している。

 営業時間は午前10時から午後645(土・日・水曜日と祝日は6時まで)

【沼朝令和3911日(土)】

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