日本 人のためのがん予防法(5+1)
がん対策研究所予防関連プロジェクト
がん予防法の提示 2022年8月3日改訂に基づく
1禁煙する たばこは吸わない、他人のたばこの煙を避ける
■ たばこと関連するがん :肺がん、食道がん、頭頚部がん、胃がん、膵臓がん、
細胞がん、子宮頸がん、膀胱がん、など
2節酒する 飲むなら節度のある飲酒》を
■飲むならアルコール(純エタノール)換算で1日あたり約23g程度まで:
日本酒なら1合、ビールなら夫瓶1本、焼酎や泡盛なら原液で1合の2/3,
ウイスキーやブランデーならダブル1杯、ワインならグラス2杯程度まで
■飲酒は、口腔、咽頭、食道、肝臓、大腸、乳房(閉経後)のがんのリスクを上げることが確実
3食生活を見直す
①減塩する 食塩接種量の目安男性は7.59/日未満、女性は6.59/日未満
■食塩・塩蔵食品は胃がんのリスクを上げることがほぼ確実
②野菜と果物をとる
■野菜を350g/日とることが目標(健康日本21(第二次))
■野菜・果物は食道がんのリスクをほぼ確実に低下させる
③熱い飲食物は冷ましてから
■口腔、咽頭、食道がんのリスク低下が期待される
4 体を動かす
■勧められる運動量の目安
18~64歳 歩行またはそれ以上の身体活動を1日60分
息がはずみ汗をかく程度の運動を1週間に60分
65歳以上 強度を問わず、身体活動を毎日40分程度
■身体活動が大腸がん、乳がん、子宮体がんのリスクを下げること確実またはほぼ確実
5適正体重を維持する
■BMI値【(体重Kg)/(身長m)2】男性21~27,女性21~25が目安
■太り過ぎても痩せすぎても、がんを含む全ての原因の死亡リスクが高くなる
6感染症の検査を受ける
■ウイルスや細菌が原因となるがん
B型・C型肝炎ウイルス 肝細胞がん
ヘリコバクターピロリ菌 胃がん
ヒトパピローマウイルス(HPV) 子宮頸がん
ヒトT細胞白血病ウイルス1型 成人丁細胞性白血病 (HTLV-1)
■一度は肝炎ウイルスの検査を受けましょう。感染している場合は専門医に相談し、特にC型肝炎の場合は積極的に治療を受けましょう
6機会があればピロリ菌の検査を受けましょう。定期的に胃がんの検診を受けるとともに、除菌については、利益と不利益を考えた上で、主治医と相談して決めましよう
■子宮頸がんの検診を定期的に受け、該当する年齢の人は子宮頸がんワクチンの定期接種を受けましょう
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