会議室管理、民間委託に
JR沼津駅前「パレット」最終報告案を承認
JR沼津駅前の東部地域交流プラザ「パレット」の第6回あり方検討会が30日、沼津市内で開かれた。県や近隣市、利用者、運営者ら10人が出席し、県が所管するパレットの業務を一部縮小することなどを盛り込んだ最終報告案を承認した。
県によると、従来のパレットは団体の設立支援や相談業務のほか、会議室の貸出業務を行っていた。今後は、NPOのコンサルティング、寄付募集、外部の人材育成、広域ネットワークづくりといった中間支援業務に特化し、会議室の管理運営は民間に委託する方針。
出席者は「財政が厳しい中、NPOは自立していかなければならない。県に依存する体質から脱却するためには、中間支援業務の強化が不可欠」などと述べ、今後の協力体制を確認した。
(静新平成24年8月31日朝刊)
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