沼津市の起業・創業促進事業
委託先撤退、市直営に
沼津市は10日の市議会文教産業委員会で、本年度始めた起業・創業促進事業「沼津チャレンジオフィス運営事業一を委託していた工ニシアホールディングス(浜松市中区、林真吾代表)が事業から撤退する意両を示したため、市の直営で事業を継続すると報告した。事業途中での契約解除になり、市は同社に対して違約金の支払いを求める方針。
エニシアホールディングスは浜松市など県内外でコワーキングスペースを展開している。同社は4月8貝沼津市の沼津ラクーン内に「エニシア沼津店」を開店。市の委託事業で起業セミナーや交流会などの講座を計9回実施する予定だった。しかし、約半年後の9月28日閉店し、講座は計3回で終わった。
市によると、同社は9月12日に撤退の意向を伝えてきた。グループ会社の業績が伸びていないことなどを理由に挙げたという。
委託料は310万円。市によると、精算払いのため、現時点で支払いはしていない。今後、講座の開催実績や契約内容の履行度合いを踏まえて支払額を決めるという。
【静新令和1年10月11日(金)朝刊】
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