2020年3月18日水曜日

2003183月18日水、伊豆箱根バス株様のEVバス出発式







EV路線バス発車 民間初、沼津駅―沼津港間 伊豆箱根
(2020/3/18 17:00)
JR沼津駅―沼津港間で運行が始まったEV路線バス=18日午前、JR沼津駅前
JR沼津駅―沼津港間で運行が始まったEV路線バス=18日午前、JR沼津駅前
伊豆箱根バス(三島市)は18日、電気自動車(EV)バスの路線バスとしての運行を、沼津市のJR沼津駅―沼津港間で開始した。民間企業がEVバスを所有し、実際の路線で走行させるのは全国初。新たな移動サービスを提供して公共交通の利用促進を図り、まちの魅力向上につなげる。
EVバスは時速19キロ、20人乗り。車体デザインは駿河湾をイメージしたネイビー一色に統一した。側面には「TOWN TO PORT(街から港へ)」と分かりやすく記した。通常の路線バスのダイヤに組み込み、1日6往復する。運賃は通常のバスと同じ170~200円。
JR沼津駅前で行った出発セレモニーで、伊豆箱根バスの新宅広樹代表が「EVバスはゆっくり走り、環境にも優しい。新たな移動手段や観光の楽しみ方を提供したい」とあいさつした。頼重秀一市長は「持続可能なまちづくりを進めるに当たり、事業者と連携して公共交通サービスの在り方を考えていきたい」と話した。
同市は年間166万人が訪れる沼津港のにぎわいを中心市街地に波及させる方策として、次世代モビリティの活用に着目。2018年に同路線でEVバスの実証実験を行い、同社が協力した。その際、乗客から高評価を得たため、同社は国や市の補助金を活用して本格運行に踏み切った。
【静新令和2年3月18日夕刊】

EVバス発車オーライ
路線バスの運行始まる
バッテリーを使い、沼津駅と沼津港間を低速走行するEVバス(電気バス)が18日、市内での本格運行を開始した。伊豆箱根バスによるもので、民間企業がEVバスを所有し、路線バスとして走らせるのは全国で初めてだという。
EVバスは、電動により時速20㌔未満で公道を走る4人乗り以上の移動手段、交通機関を意味するグリーンスローモビリティーの1つ。
EVパスについては市が一昨年10月、今回と同じ路線で実証実験を行い、さらに今年、県による自動運転、信号優先制御の実証実験に協力した運行が行われた。一昨年の実験で使われたのは8輪車、今年は10輪車で、今回、本格運行で採用されたのは10輪車のeCOMー10(シンクトウギャザー社製)。最高速度19㌔、乗車定員は運転士を除き、20人(うち座席14人)。
導入された車両には路線バスとしてのデザインが施され、色は駿河湾をイメージしたというネイビー(濃紺)が車体全体を染め、沼津駅と沼津港間の路線を示す「TOWN TO PORT」の文字が前後左右に配置された。
運行開始に当たり、出発式典が午前8時40分から沼津駅南口前で開かれ、来賓あいさつや運行概要紹介などの後、テープカットが行われ、午前9時10分発の第1便が乗客を乗せて出発した。
乗り場は南ロバスターミナル1番線。1日6往復の運行で、平日と土・日曜・祝日の時刻は異なるが、現在の時刻は今月31日までのもの。運賃は既定のものと同様、170円から200円。
【沼朝令和2年3月19日(木)号】

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