牧水の「足跡」たどる
沼津歌碑解説する企画展
晩年を沼津市で過ごした歌人若山牧水(1885~1928年)の歌碑を取り上げた企画展「牧水歌碑展」が、3月27日まで同市千本郷林の若山牧水記念館で開かれている。
牧水を顕彰している沼津牧水会(林茂樹理事長)と市教委が主催した。自治体や住民らが建立した県内にある歌碑28基、文学碑1基のすべてについて、碑に記された内容や大きさ、設置の経緯などを解説する資料を写真とともに展示した。碑の分布を示した地図も用意し、牧水が暮らした沼津をはじめ、裾野や伊豆市など県東部に集中していることが見てとれる。
林理事長は「牧水の足跡から、伊豆半島や富士山を愛していたことが分かる。展示を通して地元の魅力を再認識してもらいたい」と話した。
【静新令和4年2月11日(金)朝刊】
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