長岡中生「鵺踊り」迫力 伊豆の国で祭り
平安時代の武将源頼政の故事にちなんだイベント「第57回鵺(ぬえ)ばらい祭」(実行委主催)が30日、伊豆の国市の湯らっくす公園で開かれた。地元の長岡中。の1、2年生14人が伝統芸能「鵺踊り」を披露した。
鶴踊りは、頭がサル、胴体がトラ、尾がヘビの妖怪の鵺を頼政が家来とともに退治する内容。頼政役は鶴見大介さん(2年)が務め、刀を持って大小さまざまな鵺と対峙(たいじ)して迫力のある立ち回りを披露した。鵺の奇妙な姿と動きに驚き、泣き叫ぶ子どももいた。
生徒は昨年12月から毎週練習を重ねてきた。鶴見さんは「緊張したが失敗することなくできて楽しかった」と喜んだ。
伊豆太鼓による和太鼓演奏や芸者衆による踊りも披露された。 (大仁支局・小沢佑太郎)
【静新令和4年1月31日(月)朝刊】
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