沼津の親子2人死亡ひき逃げ事件で86歳ドライバーを在宅起訴
05月23日 12時27分
ことし1月、沼津市の県道で親子2人が死亡したひき逃げ事件で、検察は、トラックを運転していた86歳のドライバーをひき逃げと過失運転致死の罪で在宅起訴しました。
在宅起訴されたのは、沼津市に住む販売業の五味孝行被告(86)です。
起訴状などによりますと、被告はことし1月15日の午前5時半ごろ、沼津市松長の県道で近くに住む今井真奈美さん(59)と息子で会社員の今井悠介さん(33)をトラックではねて死亡させ、そのまま逃げたとしてひき逃げと過失運転致死の罪に問われています。
警察が県道沿いの防犯カメラの映像を調べたところ、トラックは事故の前に、荷台の左側のパネルが開いた状態で走行していたことが確認されていました。
起訴状によりますと、パネルは施錠設備が壊れていたため、車体とつなぐチェーンが取り付けられていましたが、被告はパネルが車体に固定されていることを確認せず、時速46キロから57キロで運転し、このパネルが被害者と衝突したということです。
検察は被告を処分保留のまま釈放して在宅で捜査を続けてきましたが、22日、起訴しました。
認否については明らかにしていません。(静岡NEWS WEB NHK)
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