2024年7月14日日曜日

佐藤光徳上人ご遷化  令和6年7月13日(仏歴2567年) 薬王山寺報


佐藤光徳上人ご遷化



 大諏訪承光山吉祥院第二十八世光徳院日全上人(佐藤光徳師)が、去る四月三十日ご遷化されました。五月五日通夜葬、東之坊石田智宏上人導師。六日本葬儀、正見寺杉本日宣上人導師のもと吉祥院檀信徒葬として修行されました。本光寺より光正住職はじめ多くの檀家の皆様が参列しました。上人は先々代光顕日英聖人を師範として、昭和二十五年得度。実父第二十六世全樂院日信上人ご遷化に伴い、本光寺より沼津市立第二中学校、沼津市立高等学校に通学、この間、僧侶としての基礎の修行生活を過ごされました。東洋大学を卒業後、昭和四十七年第二十八世住職に就任、昌子夫人とともに吉祥院運営に尽力され、三十数家のお檀家さんを百二十家を超えるまでに増やされました。この間本堂・庫裡・客殿の新築改修、鐘楼の建立。大諏訪天満宮の新築等境内整備にあたられました。日英聖人、日崇上人、当住と三代に渡り本光寺の法務に給仕奉公ご助力をいただきました。

 令和に入り体調を崩されるようになり昨夏より施設に入居されておりましたが突然のご遷化でした。上人の温厚、柔和なお人柄で、本光寺檀信徒をはじめ多くの友人知己に慕われていました。上人の急の訃報に接し、多くの人々に衝撃を与えました。こころからの自受法楽を祈念いたします。合掌。令和6713(仏歴2567) 薬王山寺報

 


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