沼津に冬の訪れ伝える
24、25日、東熊堂高尾山の祭曲
五穀豊穣、商売繁盛などの御利益を願う東熊堂高尾山の祭典が、二十四日午前十時から二十五日午後二時ごろまで開かれる。
沼津に冬の訪れを告げる祭典として知られ、毎年、四万人程の参拝者が訪れ、境内や周辺道路には二百以上の熊手や、お宝などの露店が立ち並び、夜通しの開催ということで深夜には飲食店関係の参拝者でにぎわいを見せる。
今年で一七二回を迎える祭典は、二十四日午前十時から穂見神社前で式典。関係者のあいさつに続き、神事、巫女による舞いの奉納、玉串拝礼。
巫女による舞いは午後七時から鳥居横の特設舞台で「豊栄の舞」「浦安の舞」を奉納。
総勢四十人の子どもしゃぎりの演奏が二十四日午後二時から五時と六時半から八時。二十五日は午前九時から正午まで休息をはさみながら、にぎやかに繰り広げられる。
祈祷は熊野神社拝殿で二十四日午前十一時からと二十五日午前九時からの二回。
お札、御守、おみくじ、破魔矢などは二十四目午前十時から二十五日午後三時まで穂見神社と熊野神社の社務所で頒布する。古札のお祓いは二十五日正午ごろ。
周辺道路は参拝者の安全確保のため交通規制が敷かれる。臨時駐車場を金岡小グラウンドに設け、二十四日午後二時から翌日正午まで有料開放。ただし、雨天時は使えない。
今年は二十五日、百六十人程の金岡中生により早朝クリーン作戦が行われる。
【沼朝平成30年11月21日(水)号】
0 件のコメント:
コメントを投稿