御成橋と宇津ノ谷隧道群
土木遺産に認定 保存状態や活用評価
県と静岡市は14日までに、土木学会選奨の本年度の「土木遺産」に県内から御成橋(沼津市)と宇津ノ谷隧道(ずいどう)群(静岡市・藤枝市)が認定されたと発表した。県内の認定は計8件になった。17日に名古屋市で認定証の授与式が行われる。
土木遺産は幕末から昭和初期に完成した近代土木遺産の保存やまちづくりへの活用を目的に、土木学会が認定している。本年度は全国で24件が認定された。
御成橋は昭和初期に架橋されたアーチ橋。第2次大戦の空襲や台風災害に耐え、地域に愛されていると評価された。
宇津ノ谷隧道群は明治、大正、昭和の各時代に建設されたトンネルが通行可能な状態で存在していることが評価を得た。
【静新平成30年11月15日(木)朝刊】
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