2020年1月27日月曜日
旧道坂隧道特別清掃隊令和2年1月25日奉仕活動の記録
旧道坂隧道特別清掃隊 私たちの活動について
旧三津坂燧道は明治29年に完成し、昭和36年に現在のトンネルができるまで伊豆半島の中央部と駿河の海とを結ぶ最短のルートとして重要な役目を果たしてきました。国の指定重要文化財である旧天城トンネルより8年古い伊豆最古の石巻トンネルであり、開化期の土木遺産にふさわしい立派な建造物です。また井上靖の小説「しろばんば」にも登場する文化財でもあります。そんな先人の遺産が打ち捨てられて60年近く経ち、あるときはごみ捨て場と化し、いまや草木、土石に埋もれようとしています。
私(枯野剛)はとにかく何かできることから始めよう、それをテコに行政に訴えかけられるかもしれない、そんな気持ちで行動を起こしました。無謀といえば無謀です。とりあえず坑内の溜り水を排水してどろんこ状態をなくそう、それには長瀬側の坑口を塞いでいる土砂を除けばよいと考え、ひとりスコップを持って長瀬側の坑口に立ちました。2019年2月2日のことです。
私たちは旧三津坂隧道を保存し、国の重要文化財に指定されることを目指しています。また、歩行者・自転車専用のトンネルとして活用しようと考えています。トンネルのみならず取り付け道路など周辺を整備すれば観光資源として十分に活用できると考えています。
この活動の参加者はツイッターを見て集まった者たちばかりです。お互い本名も職業も知りません。沼津市在住者より遠方からの参加者が多いくらいです。自由意思で集まり、きつい作業もむしろ楽しんでやっております。
私たちは奥駿河燦燦会の下にあって、旧三津坂隧道の清掃に特化した、いわば別動隊のようなグループとして活動を続けて行きたいと思っております。
(仮称)旧三津坂隧道特別清掃隊
発起人 枯野剛
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿