加藤学園 男子 3連覇
野球部に続く全国
大接戦副将小田が窮地救う
加藤学園は苦しみながら3年連続の選手権出場を決めた。準決勝までは他会場に先んじて早々と勝負を決めていたが、静岡学園との決勝は中堅まで連続引き分けの緊迫した展開。4人目の小田が1勝1分けして何とか覇権を守った。
昨年の総体8強メンバーの小田は副将戦で技ありを奪って優勢勝ち。続く相手の大将加藤とは、幼稚園の頃から同じ柔道クラブで対戦を繰り返してきた。自身が約50㌔上回る体重差をもってしても「やりづらかった」(小田)が、激しい技の応酬を経て引き分けに持ち込んだ。
24日に野球部が選抜高校野球大会出場を決め、主将の加古は「自分たちも(全国を)決めなければと思っていた」と安堵(あんど)した。勝ち抜き試合に欠かせないのは体力強化。チームには学校近くの100段階段を30往復するメニューがあるという。岡本監督は「やり込みます」と猛練習を宣言した。
【静新令和2年1月27日(月)朝刊】
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