2023年1月7日土曜日

パイプ親爺が選んだ今日の注目記事  「モンミュゼ沼津再開 沼津商議所会頭3市の連携強調  とび職ら妙技披露」

 


パイプ親爺が選んだ今日の注目記事

※静新令和5年17()朝刊「東部版」

 

 モンミュゼ沼津再開


 副館長「美術に関心持って」

 指定管理者不在で昨年4月から休館していた沼津市の庄司美術館(モンミュゼ沼津)6日、再開した。記念セレモニーが行われ、新たに指定管理者となった同市のNPO法人「レザミ・デ・ザール」理事長で同館副館長の松永純氏(59)が地元との連携や、次世代が美術へ関心を持ってもらうイベントを企画していく考えを明らかにした。

 今後は1階で企面展、2階で常設展を行い幅広く作品を発信する。2階では同日開幕した同市ゆかりの版画家山口源の版画約340点と版木約3500点のほか、旧制沼津中(現沼津東高)で教壇に立っていた色彩研究家前田千寸の書籍や原稿などの史料約千点が並ぶ。

 同美術館の作品数は休館前から増やし、内装は壁紙を貼り替えたり蔵書の配置を換えたりした。過去に同美術館で展示会を行った作家の作品を市内の学校に集めて紹介する「ぬまづスクールミュージアム」を行う予定。月曜休館。祝日の場合は火曜休館。

(東部総局・小西龍也)

 


 山口源賞大賞新人賞作品並ぶ 来月25日まで

 「山口源賞大賞新人賞受賞作品展」が6日、沼津市本の庄司美術館(モンミュゼ沼津)で始まった。225日まで。

 過去の大賞作品8点と新人賞作品12点が並ぶ。主に木版画や銅版画、リトグラフで、オオサンショウウオや東京・渋谷の街並みなどを表現した作品を紹介。新人賞は直近4回分の受賞作を展示している。1月末に作品を入れ替える。

 

 沼津商議所会頭3市の連携強調

 仕事始め式「広域的視点で」


 沼津商工会議所の紅野正裕会頭は6日、同商議所(沼津市米山町)で開いた仕事始め式で、県東部の発展に尽力する考えを述べ、沼津と富士、三島3市の冨民による連携が不可欠とし「広域的な視点でビジョンを示せれば」と強調した。

 4人の副会頭とともに、役職員約20人を前に明らかにした。県東部には政治、経済、社会など多方面で共通の課題があるとの認識を示し、リーダーシップを執りたいとの思いも明らかにした。

 同商議所は来年創立100周年を迎える。今年100周年の沼津市と足並みをそろえて節目を盛り上げたいとの意向も示した。関連事業の検討を急ぐという。

(東部総局・高橋和之)

 

 とび職ら妙技披露


 沼津新春恒例はしご乗り

 沼津鳶(とび)職組省(西山晃弘組合長)6日、新春恒例の「はしご乗り」を沼津市役所など市内13カ所で行った。江戸時代から受け継がれる伝統芸を披露し、1年の無事を祈った。

 はんてん姿の組合員ら約25人が高さ約63㍍のはしごの上で妙技を披露した。志願して姉妹で参加した沼津市立高2年の菅野志織さん(17)と同高中等部3年の咲貴さん(17)も両手を離して遠くを見る蓮見」などの技を決め、集まった観衆から大きな拍手が送られた。咲貴さんは「はしごに座ってポーズを決めたら、すがすがしい気分になった」と笑顔を見せた。

【静新令和5年17()朝刊「東部版」】




0 件のコメント: