沼津アーケード名店街
再開発権利変換認可へ
沼津市中心部にあるアーケード名店街の再開発について25日までに、既存建物と新たな建物の権利変換計画が県から認可される見込みとなった。27日に頼重秀一市長から再開発組合に認可書を伝達する。今夏着工し、まちづくりが本格的に動き出す。
再開発事業は「町方町・通横町第一地区市街地再開発組合」が主体。特定業務代行者としてタカラレーベン・フジタ共同企業体が設計、建築する。総事業費は四億円で、うち45億円を国、県、市が賄う。
計画地は名籍西側の3千平方㍍で高さ31㍍、地下2階、地上10階の施設を建設。地下に駐車場、1階に店舗、2階以上は105戸の住宅とする。公共歩廊を持つ独特の既存建物をイメージさせる外観とする。
同名店街の再開発は2015年に都市計画決定後、今回のエリアが先行し、23年3月に県が事業計画を許可した。組合の水口隆太理事長は「ようやく認可の見通しとなり、あとは実行あるのみ。今後につながる事業にしたい」と述べた。
【静新令和6年3月26日(火)朝刊】
0 件のコメント:
コメントを投稿