2020年11月7日土曜日

カラスミ天日干し最盛期

 

カラスミ天日干し最盛期

沼津の川善サイズ大きく高品質



 沼津市の沼津港の一角で、高級珍味として知られるカラスミづくりが最盛期を迎えている。青空の下で天日干しされるカラスミがあめ色に輝き、観光客らの目を引いている。

 手掛けるのは、沼津港にある鮮魚卸業「川善」(川崎幸一社長)。カラスミはボラの卵巣を血抜きや塩漬け、塩抜きをしてから、2週間ほど天日で乾燥させる。ことしはサイズが比較的大きく、質は高いという。来年1月ごろまでに2千枚ほどの生産を見込む。

 東京や京都、金沢などの料亭に出荷するほか、店頭やホームページでも販売する。従業員の川崎靖幸さん(24)は「川善のインスタグラムなどで食べ方を紹介している。茶漬けやパスタも試してほしい」と話した。

【静新令和2117日(土)朝刊】

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