沼津駅の高架化 本格工事へ一歩
JR貨物が事務所開所
JR沼津駅何近鉄道高架事業に向け、新貨物ターミナルの移転工事を担当する沼津市のJR貨物沼津工事区の現地事務所が7日、開所式を行った。今年1月に始まった移転工事の本格化に向けた準備が整った。
現地事務所は同市大手町の大同生命沼津ビル内に設け、開所式でJR貨物の真貝康一会長が、事務所看板を大橋真和工事区長に手渡した。犬飼新・社長は「県、沼津市と足並みをそろえて進める体制をつくり、本格的な工事へ第一歩の進備ができた。地域の発展に寄与できるよう努めたい」と語った。
移転に向けた造成、調整池整備などを担当する沼津市の頼重秀一市長は「本格的に工事を進めるための重要な日となった。新貨物ターミナルを地域の発展と結び付けていきたい」と歓迎した。
工事は、JR沼津駅構内にある現沼津貨物駅を、同市原地区に建設中の新貨物ターミナルに移転する。JR貨物は、ターミナル移転の本体工事の詳細設計中で、来年2月までに完成する見込み。今後、県とJR貨物で工事協定を結び、工事が本格化する。
(東部総局・尾藤旭)
【静新令和4年7月8日(金)朝刊】
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