沼津の文化振興へ
県東部有志NPO設立、方針確認
沼津市の文化・芸術の振興や人材育成に向け県東部の有志がこのほど、NPO法人「レザミ・デ・ザール」を立ち上げ、設立総会を同市で開いた。イベントや芸術家との連携など地域に根付いた活動を重ね、盛り上げていく。
組織名はフランス語で「芸術の友」。同市の庄司美術館(モンミュゼ沼津)が指定管理者不在で4月から休館中のため、地域の文化・芸術に関する発信を担おうと、同市や三島、熱海、長泉の各市町の画家やデザイナーら18人が始動した。事務所は沼津市に置く。代表には松永純氏(同市)が内定した。
同市のプラサヴエルデでこのほど開いた総会には、松永氏ら役員を中心に15人が集まった。「アートと地域をつなぐ活動をしたい」「地元の作家のステップアップを応援したい」など一人ずつ抱負を述べた。
庄司美術館は地元に縁がある作家の企画展や市民の作品発表、コンサートの会場となるなど地域に密着した活動の拠点となっていた。
【静新令和4年7月22日(金)朝刊】
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