商都の往時しのぶ郷土資料を展示
清水銀沼津支店
清水銀行沼津支店は8月4日まで、沼津市大手町の同支店で市制100周年を記念した郷土資料展を開いている。戦前期の市中心部を描いたイラストマップや地図、県内銀行の定期預金証書など、貴重な資料が並んでいる。
展示品は取引先の市民が提供した。マップには当時の店の名前が記され、商都として繁栄した沼津の往時をしのばせる。精肉店など市中心部の店の江戸時代から昭和初期までの領収書も展示している。同行の前身の一つ、岩渕銀行が配った鉄瓶など地元金融機関にまつわる品々も並んでいる。
久保田倫生支店長は「沼津のにぎやかな時代を知るきっかけにしてほしい」と話した。
【静新令和5年7月25日(火)朝刊】
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