黄瀬川大橋横へ仮設橋
9月ごろ着手を目指し調整進める
昨年7月の豪雨による増水で一部が落橋した黄瀬川大橋は同年8月末、崩落した部分に応急の組立橋が架けられ、通行できる車両等を制限しての供用が続けられている。
この組立橋は国土交通省から貸与されたもので、荷重制限で8トン以上の車両は通行できず、一般の車両も減速して通行することになっている。また、自転車や自動二輪車などは走行できない。歩道は南側のみに幅80㌢程で設置されている。 沼津市と清水町を結ぶ幹線道路だけに早急な復旧が待たれている。
県沼津土木事務所によれば、今後、黄瀬川大橋から30~50㍍程南側(下流)に「仮設橋」を建設する予定で、早ければ9月ごろの工事着手を目指して現在、関係者間の調整等を行っている。工事期間は半年から1年程度の見込み。この仮設橋は、大型車や二輪車なども通行できるようなる。
さらに、仮設橋完成後、現在の黄瀬川大橋の位置に新たな橋を建設することになるが、昨年の増水で橋脚が流されたため、川の流れや向きなどを各部署で研究・協議して、橋の構造などについて検討を進めていく。
そのため、新たな橋の工事に着手するまでには、なお時間がかかるものと見られている。
【沼朝令和4年4月16日(土)号】
令和3年7月 落橋した黄瀬川大橋↑
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