徳川家臣で「武将印」
大河ドラマ合わせ制作
沼津西高生が題字デザイン
町おこし第4弾
沼津酉高(沼津市)の芸術科書道専攻の生徒らが題字を記した「武将印」がこのほど、完成した。1月に始まった大河ドラマの放送に合わせ、沼津ゆかりの徳川家康の家臣4人を取り上げて地域振興につなげる。
同校とNPO法人沼津観光協会の町おこしプロジェクト第4弾。これまでは市内に存在した城を取り上げて御城印を作ってきたが、今回は三枚橋城主の松平康重、松平康親、大久保忠佐、興国寺城主の天野康景の4人をモデルに制作。2年の小川真央さん、遠藤輝子さん、日吉梨乃さん、木村智祐さん=いずれも(17)=が武将を一人ずつ担当し、その人柄をイメージしながら楷書や隷書、行書などで名前を力強くしたためた。
小川さんらは「地元ゆかりの武将に興味を持ってもらうきっかけになれば」と話した。
生徒4人はさらに、県信用金庫協会の事業の一環で、東海道の旧宿場町の印章「御宿場印」の沼津宿と原宿の題字を手がけた。イラストに、沼津市制100周年とJR沼津駅ビル開業50周年の印を添えた記念版も制作した。
武将印と御宿場印はそれぞれ4種類で、1枚300円。同協会(同駅ビルアントレ2階)などで販売する。
問い合わせは同協会〈電055(964)1300〉へ。
【静新令和5年2月11日(土)朝刊】
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