2023年11月11日土曜日

沼津駅でお茶販売半世紀  水口園店舗改装  広さ1.5倍、観光客に発信

 

 沼津駅でお茶販売半世紀

 水口園店舗改装

 広さ1.5倍、観光客に発信






 




 茶販売の水口園(沼津市、水口隆太社長)10日、JR沼津駅ビル「アントレ」1階の店舗をリニューアルオープンした。1973(昭和48)年のアントレ開業以来、観光客が訪れる駅前での販売にこだわり半世紀。購入したお茶を店内で味わえるスペースを新たに設け、水口周一郎店長(31)は「多くの人が気軽にお茶に親しんでもらえれば」とPRする。

 これまで同じフロアにあった店舗の広さを15倍に拡充し、東側に移した。従来売り場にあった柱はなくなり「お客さんからは見やすくなった。見通しが良くなり、雰囲気も明るくなった」と水口店長は話す。

 ほうじ茶や深蒸し煎茶、ぐり茶など5㌘前後入りのティーバッグ(100円前後)を買うと、新設したスペースですぐに飲める。カップを購入すると持ち帰りもできる。地元産茶葉による商品のほか、わさび潰けやお菓子といった土産物も並べた。

 水口園は50年前のアントレ開業当時から営業する。水口社長は今後も駅前での販売にこだわるとして「地元のお茶を広く発信したい」と意気込む。(東部総局・高橋和之)【静新令和51111日(土)東部版】



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