沼津城大手櫓門を再現"
5.4メー.トル大型パネル
あすまで中央公園
沼津郷土史研究談話会(沼津史談会)の会員らでつくる「『沼津に城があったころ』再現実行委員会」は17日、沼津城の本刃があった沼津市の中央公園に城の大手櫓(やぐら)門を描いた大型パネルを展示した。19日午後3時まで。
パネルは縦横5・4㍍で、公園から南西約80㍍の場所にあった門の半分の大きさ。市明治史料館が所蔵する絵図や、同規模の福岡城(福岡市)を参考に想像も交えて描いた。設営には沼津工高同窓会も協力した。
実行委は中央公園の再整備に合わせ、沼津城を盛り込んだ名称に変更することを求めている。昨年も城の二重櫓を描いた同様のバネルを展示した。渡辺美和委員長は「公園周辺に城があったことを多くの人に知ってもらいたい」と訴える。
史談会と実行委は19日午後3時半から、市立図害館で沼津城の歴史を学ぶ「歴史と文化のまちづくり塾」を開き、静岡市出身の講談師田辺鶴遊さんが、城跡に沼津兵学校を創設した江原素六を題材にした講談を披露する。
(東部総局・尾藤旭)
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