2023年11月9日木曜日

江原素六翁かるた原画展示  駅ビル沼津西高生が絵札描く【静新令和5年11月9日(木)東部版 東部総局 尾藤記者】

 

 江原素六翁かるた原画展示

 駅ビル沼津西高生が絵札描く



 沼津郷土史研究談話会(沼津史談会)20日まで、沼津西高(沼津市)の生徒が絵札を描いた「江原素六翁かるた」の原画展を同市のJR沼津駅ビル・アントレで開いている。

 かるたは沼津市制100周年を記念し、県東部の産業や教育振興に尽力した実業家江原素六(18421922)を題材に沼津観光協会が制作。沼津史談会が読み札の文言を考え、江原が設立に関わった沼津西高の芸術科美術専攻生42(卒業生含む)が絵札やパッケージを描いた。

 読み札と絵札、原画がセットになった額48枚とパッケージの原案6点を飾っている。愛鷹茶栽培や沼津兵学校創設など、江原の業績を絵画調や劇画風などで描いた生徒の個性が光る作品が並ぶ。史談会の長谷川徹副会長は「高校生の感性で描いたかるたを通じ、多くの人に江原素六の業績を知ってほしい」と話した。

【静新令和5119日(木)東部版】





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