2009年10月1日木曜日

03年報酬不正受給 土田氏が釈明

03年報酬不正受給 土田氏が釈明
「診療所に行政処分」
 参院静岡選挙区補選に出馬する民主党の土田博和氏(59)=御殿場市=は30日、理事長を務める医療法人が山梨県内で経営していた診療所が2003年に、病床数超過による診療報酬の不正受給で、保険医療機関の指定取り消しの行政処分を受けたことを明らかにし、「医師として患者を断れなかった。作為的な行為ではない」と釈明した。
 土田氏らによると、診療所は年中無休24時間で救急患者を受け入れていたが、患者が増えて超過が発生。監査で1998年~02年の超過を指摘され、5年間の指定取り消し処分を受けた。診療所は閉鎖し、診療報酬の不正受給額約9600万円を返還した。
 土田氏は「病床数超過の場合、診療報酬を2割減額して請求すべきことを法人が知らなかった。処分に従ったが、診療所は今年9月1日に再開した」と述べた。
〈静新平成21年10月1日(木)朝刊〉

0 件のコメント: