2009年10月7日水曜日
参院補選あす告示
参院補選あす告示 静岡選挙区4氏出馬へ
10/07 08:08 (静新webnews)
政権交代に至った8月30日の衆院選後、初の国政選挙となる参院静岡、神奈川両選挙区の統一補欠選挙が25日投開票へ向け8日、告示される。いずれも民主、自民両党の直接対決の構図。鳩山由紀夫首相、自民党の谷垣禎一総裁ともに就任してからの“初陣”となる。
静岡選挙区で立候補を予定しているのは、いずれも新人で、民主党の医療法人理事長土田博和氏(59)=国民新推薦、自民党の富士常葉大非常勤講師岩井茂樹氏(41)、共産党の元衆院議員平賀高成氏(55)、政治団体「幸福実現党」の党特別顧問矢内筆勝氏(48)の4人。
鳩山氏は、税金無駄遣い排除などでスタートを切った政策遂行に評価を得て、衆院選大勝の勢いのまま、参院でも民主党が単独過半数に達する足掛かりを得られるのか。政権奪還を期す谷垣氏は、鳩山氏の政治資金虚偽記載問題、民主党の公共事業見直し政策などの追及で反転攻勢のきっかけをつかめるか、双方にとって試金石となる。
公明党は両選挙区とも自民党候補を推薦せず、自主投票とする方針。
参院静岡補選
自民、議席獲得へ全力 国会内会合で方針確認
自民党は6日、8日告示の参院静岡、神奈川両選挙区補選(25日投開票)に向けて、国会内で参院比例区選出議員の会合を開き、各支援団体に働きかけるなどして議席獲得に全力を挙げる方針を確認した。大島理森党幹事長は「党を挙げて戦い、勝ち抜かなければならない」とげきを飛ばした。
これに先立ち、党本部で東海ブロック両院議員会も開催。静岡選挙区に党公認で出馬する富士常葉大非常勤講師岩井茂樹氏(41)の選対副本部長を務める牧野京夫参院議員(静岡選挙区)が現在の情勢を報告し、応援演説や電話作戦などへの協力を求めた。
参院の会合では、尾辻秀久参院議員会長が「反転攻勢の第一歩にしなければならない大事な選挙だ」と強調し、必勝を期すよう指示。谷川秀善参院幹事長も「自民党復権の足がかりにしたい」と述べた。
また、自民県連も県庁で選対会議を開催。塩谷立会長は「総選挙の厳しい状況を受けての補選。谷垣禎一新総裁の下、新生自民党のスタートとなる結果を目指したい」と述べた。衆院選は県内8小選挙区で全敗したため、「選挙区支部の機能が失われている。一致結束して選挙戦に臨むことが不可欠」と党県議団を中心とした体制強化を求めた。
〈静新平成21年10月7日(水)朝刊〉
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