2009年10月2日金曜日
参院補選出馬の岩井氏に公認証
参院補選出馬の岩井氏に公認証
自民・谷垣総裁
自民党は1日、参院静岡選挙区補選(25日投開票)に同党から出馬する富士常葉大非常勤講師岩井茂樹氏(41)に公認証を交付した。谷垣禎一総裁が東京・永田町の党本部で手渡し、必勝を期して「一緒に頑張ろう」と激励した。
交付式には、大島理森幹事長、尾辻秀久参院議員会長ら幹部も同席。岩井氏は、記者団に「あらためて身の引き締まる思いがした。党再生のために全力で頑張りたい」と決意を述べた。
同補選では、民主党が医療法人理事長土田博和氏(59)、共産党が元衆院議員平賀高成氏(55)、政治団体「幸福実現党」が党特別顧問矢内筆勝氏(48)の擁立をそれぞれ決めている。
自民県連 公明県本部に推薦要請
自民党県連の塩谷立会長(衆院比例東海)と牧野京夫副会長(参院静岡選挙区)は1日、東京都内で公明党の大口善徳県本部代表(衆院比例東海)と会談し、参院静岡選挙区補選(25日投開票)に自民党公認で出馬する富士常葉大非常勤講師岩井茂樹氏(41)への推薦を要請した。
大口氏は「近く県の幹事会を開き、対応を協議したい」と述べるにとどめ、県本部幹部の意見を広く聞いた上で判断する考えを示した。
会談は非公開。関係者によると、塩谷氏が大口氏に推薦依頼書を手渡し、補選での支援を求めたという。
県選管 参院補選出馬予定4陣営を事前審査
県選管は1日、参院静岡選挙区補欠選(8日告示、25日投開票)の立候補届け出書類事前審査を県庁で行い、出馬予定の4陣営が訪れた。
事前審査を受けたのは民主党公認の医療法人理事長土田博和氏(59)、自民党公認の富士常葉大非常勤講師岩井茂樹氏(41)、共産党公認の元衆院議員平賀高成氏(55)、政治団体「幸福実現党」の党特別顧問矢内筆勝氏(48)の各陣営。
県選管担当者が届け出書や宣誓書、所属党.派証明書などの書類に記載漏れがないかチェックした。各陣営とも立候補表明から間もないため、選挙公報用原稿やポスターなどが間に合わず、告示日までに再び事前審査を受けるという。
〈静新平成21年10月2日(金)朝刊〉
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