2009年10月4日日曜日
参院静岡選挙区補選の告示(8日)が迫った。
参院静岡選挙区補選の告示(8日)が迫った。
主な立候補予定者は告示前最後の週末の3日、繁華街でマイクを握り、支援者のあいさつ回りに時間を割くなど精力的に動いた。全面対決する民主、自民両党は候補者擁立が遅れただけに、短期決戦となる選挙戦の準備を加速させた。
民主党公認の医療法人理事長土田博和氏(59)の陣営は同日午前、地元御殿場市で事務所開きを行った。民主国会議員、県議、地元医師会関係者らが駆け付け、「この地域から与党議員を誕生させよう」と結束を誓った。真新しい事務所では、スタッフが備品の整理や事務連絡などに追われた。
1日に本格的な活動を始めたばかりの土田氏。3日、遊説に回った伊東市では「医療と介護の安心を提供し、若者が夢や挑戦する気持ちを持てるようにしたい」と訴えた。政権与党の「民主党候補」を旗印に、知名度不足を打破する。
自民党から出馬する富士常葉大非常勤講師の岩井茂樹氏(41)は、静岡市で初の街頭演説に立った。肩からハンドマイクを下げ「自民は厳しい状況に置かれている。国民目線の政治を取り戻す」と力説した。商店主や市民に駆け寄って握手を求め、持ち味の若さをアピール。「とにかく時間がない。全力で県内を駆け抜けます」と額の汗をぬぐった。
陣営は静岡市の事務所などでビラやポスターの準備など告示に向けた作業を本格化。自民県連も同市で県下支部代表者会議を開き、支援体制を確認した。組織を挙げて知名度アップに取り組む。
いち早く出馬表明した共産党の元衆院議員平賀高成氏(55)は静岡市葵区の繁華街で演説。「国民の力で政治を動かし、新しい時代を前に進めるため重要な選挙」と強調し、鳩山内閣に是々非々で臨む「建設的野党」の必要性をアピールした。
党決起集会が同市であり、県内各地の党員らが参加。平賀氏が決意表明し、選挙戦略を練った。党の役割を丁寧に説明するミニ集会を積極的に展開していくという。
政治団体「幸福実現党」の党特別顧問矢内筆勝氏(48)は党本部のある東京都内で選挙準備などを進めた。(静新webnews10月4日)
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